水上と空のはざまを、カヤックに乗って旅しよう——。
琵琶湖で、カヤックによる水上の旅をメインテーマとしたパドリングカンパニー「グランストリーム(Granstream)」を営む大瀬志郎さんは、国内外の海を旅してきたシーカヤック界で広く知られるパドラーです。
そんな大瀬さんのトークイベントが、11月4日に名古屋のウインクあいち(愛知産業労働センター)で開催されるとのことなのでご紹介します!
(文=『CANOE WORLD』編集部/星野 淳 写真提供=大瀬志郎)
今回の大瀬さんのトークイベントを主催する「登る人(のぼるひと)」は、山や谷川、沢といった自然のフィールドを舞台に、そこに関わる人びとや出来事をSNSを中心に発信しているウェブメディア(代表:朝日陽子さん)。
トークイベントは、その発信の延長およびコミュニティ運営の一環として定期的に開催しているそうです。
今回で第10回目を迎えるという登る人のトークイベントの登壇者のほとんどは、これまで山をメインフィールドとしている方だったそうで、大瀬さんの登壇はある意味“異例“。
ただ、フォールディングカヤック「フェザークラフト(feathercraft)」で旅を続けてきた大瀬さんにとって、「シーカヤックの旅はロングトレイルや縦走登山に似ている」と言い、また「沢登りや雪山にも似ている」とも。その共通点は、「旅のスタイルと不確定要素」です。
大瀬志郎(おおせ・しろう)さん
グランストリーム(Granstream)代表、シーカヤッカー、カヤックガイド。1971年京都生まれ。作家・カヌーイスト、野田知佑氏の『日本の川を旅する』に衝撃を受け、フォールディングカヤックの旅の世界に足を踏み入れる。カナダ製フォールディングカヤック、フェザークラフト創始者のダグラス・シンプソン氏や沖縄カヤックセンターの仲村忠明氏からカヤックガイディングや海を渡る術を身につける。2002年にパドリングカンパニー、グランストリームを設立。琵琶湖西岸のマキノ町海津で古民家をベースに自然に近い生活を送りながら、フェザークラフト製品のメンテナンスやカヤックガイドなどを行なっている。
当日のトークイベントでは、昨年、親子で遠征したバンクーバー島32日間無補給シーカヤックの旅や、国内のカヤックツアーなどの話に加え、琵琶湖ほとりに構えた拠点、グランストリームでの自然に寄り添った生活にも触れながら、カルチャーとしてのシーカヤックの世界を存分に堪能できる内容となっています。
以下、トークショーの詳細です。
■大瀬志郎トークイベント
道を行かなくてもいい。旅の手段としてのシーカヤックと、拠点としての奥琵琶湖での生活
主催:登る人
日時:2025年11月4日(火曜日)19:00~20:30(開場18:30)
会場:ウインクあいち(愛知産業労働センター)9階904号室
※名古屋駅から徒歩5分
定員:40名(要予約)
参加費:1,000円
※支払いは会場で現金にてお支払いください(できればお釣りのないようにしてください)
予約方法:件名に「大瀬志郎トークイベント」と記入の上、「氏名」「電話番号」「参加人数」「イベントをどこでお知りになったか」をご記入の上、メールにてお願いします。先着順にて受付完了メールをお送りします。(4日以内に返信)
申し込みメールアドレス:noboruhito.peoplewhoclimb@gmail.com
※注意事項:37.5℃以上の発熱がある方、倦怠感のある方、風邪の症状のある方に関しては参加を自粛してください。館内での大声での会話はお控えください。小学生以下の入場はお断りいたします。無連絡不参加の場合は、以後の予約受付を一切いたしません。
※情報は「登る人」のFacebookページにて随時更新します。
※「登る人」Instagram
(問)登る人
noboruhito.peoplewhoclimb@gmail.com