ヒロミ×TRITON×KAYAK|三菱トライトン×カヤックで 西湖を丸ごと独り占め!

2024.11.18

三菱自動車の世界戦略車、トライトンのブランドアンバサダーを務めるタレントのヒロミさん。このたび、三菱自動車が九州のカスタムショップ、オートフラッグスに依頼してトライトンのアウトドアカスタム車を製作、ヒロミさんがその使い勝手を検証することに。

舞台は山梨県・西湖。実際にカヤックツーリングやデイキャンプも行いながら、遊びの達人、ヒロミさんが下すアウトドアシーンにおけるトライトンの評価はいかに?

 

[文]平野高治  [写真]落合明人(本誌)  [協力]オートフラッグス、HOBIE JAPAN、キャンプビレッジ GNOME

 

トライトンは
最高のトランスポーター

 

「いやぁ、やりましたねぇ。カッコイイじゃないですか。前後のカスタムバンパーに、ベッドラック(※荷台に取り付けられた多目的な構造物)が目を引くけど、ちらっと見えるサスペンションのリザーバータンクとか、アンダープロテクションが通好みだよね。物を満載してオフロードに行くときは足回りを固めていないといけないし、下回りを打つと走行不能になることもあるから、こういうところに気を遣うカスタムはホンモノですよ」

 

 

山梨県・西湖。隣の河口湖に比べて普段は人が少なく静かな印象の湖だが、この日は違った。湖畔のキャンプ場で衆目を集めていたのは、DIYやアソビの達人として知られ、テレビで見ない日はないというタレントのヒロミさんと、オレンジのデカールが印象的なピックアップトラックである。

 

 

ピックアップトラックは、三菱トライトン オートフラッグスカスタム・パドルスポーツ仕様(以下、カスタムトライトン)。

この日は、トライトン ブランドアンバサダーのヒロミさんに同カスタムトライトンをお披露目し、さらに湖でカヤックツーリング&デイキャンプを楽しんでもらおうという趣向だ。

 

 

自らもトライトンをカスタムしているというヒロミさん、今回のカスタムトライトンを一目見て気に入った様子。

「カヤックやSUP、サーフィンなど、“水もの”のアクティビティーには、トライトンは最高でしょう。濡れたものを気にせず荷台に放り込めるし、こういうピックアップトラックは雑に扱っても絵になるんだよね」

 

 

たしかに荷室が居住スペースと一体になっているワゴンやSUVは、濡れたギアやウエアを無造作に積むと湿気がこもるし、ニオイも気になる。その点、荷室が独立したピックアップトラックならまったく問題ない。

肝心の積載性についても、ベッドラックを搭載したカスタムトライトンは、14フィートクラスのフィッシングカヤックを積んでも、荷台は空のまま。また、ルーフラックには風を巻き込みにくい工夫も施されていて、走行中の風切り音も抑制してくれる。まさに、至れり尽くせりのパドルスポーツ仕様だ。

 

 

ヒロミさんは、カスタムトライトンの荷台スペースを確かめるため、用意したキャンプ用品を荷台に積み込み始める。自身でキャンプ場も作っているくらいの達人だから、所有する道具類は結構な量となるが、カスタムトライトンはその物量をものともしない。

ダブルキャブだから一見すると荷台が小さく見えるが、5メーターを超える全長はダテではない。キャンプ道具とカヤックのギアを積み込んでも、なお余裕がある。

 

 

「実はね、トライトンのすごいところは、荷室はもちろんだけど、その室内空間の広さ。角ばったフォルムが室内にも採り入れられていて、運転席、助手席がすごく広く感じられるし、後席も大人3人が余裕で乗れる。それでいて小回りが利くから都内でも安心だし、そもそも乗り心地がすごくいいんだよ」

 

強風をものともしない
足漕ぎドライブを堪能

 

一通りカスタムトライトンを検分したヒロミさんは、カヤックで西湖の水上散歩に出発。今回、用意されていたのは、ホビー・ミラージュ プロアングラー14ウィズ ミラージュドライブ360(以下、ミラージュ)。

カヤックアングラーのニーズにきめ細やかに応えるミラージュ プロアングラーシリーズの最高グレードで、最大の特徴はミラージュドライブ360(足漕ぎ式の推進装置)だ。

 

 

このドライブは、左手のレバー操作で360度回転させることができるので、パドルカヤックではスキルがないと少々戸惑う「真横へ進む」ことも簡単にできる。この日は結構な風の中、ヒロミさんはホビーの安定性と推進力の高さに驚かされた様子。

 

 

「足漕ぎ式のカヤックは初めて乗ったんだけど、これはスゴイ。今日みたいに風が強い日は、パドルカヤックだとなかなか進まなくてツラいんだけど、これは苦もなく対岸まで行って帰ってこられるもんね。ラダー操作は手元でできるし、釣りには最強だね、これ」

 

 

湖畔に戻ると、カスタムトライトン脇に設営したキャンプサイトで、自身で淹れたコーヒーを堪能。

ゆったりとした時間を過ごしながら、ヒロミさんはこの日をこんな言葉で締めくくってくれた。

 

 

「カヤックやキャンプって不便で無駄な時間が楽しい。さらに、その行き帰りの道中まで楽しみたかったら、やっぱりトライトンみたいな相棒を見つけることだよね。今回のようにカスタムするとそれは作品になって、クルマへの愛着もより湧く。こうなるとトライトンは3人目の息子みたいなもんですよ。今回のカスタムトライトンは、パドルスポーツやアウトドア遊びを楽しむ人には、いろいろ参考になるうってつけな仕様だと思うよ!」

 

三菱トライトン

オートフラッグスカスタム・パドルスポーツ仕様

今年2月に国内販売がスタートした次世代ピックアップトラック、三菱トライトン。今回のパドルスポーツに対応したカスタマイズは、デリカなど三菱のSUV車カスタマイズを得意とする九州のオートフラッグスが担当している

 

荷台のベッドラックはキャリアを取り付けてカヤックを載せても荷台スペースを確保できる優れもの。1段低いタイプもラインナップされる

 

ルーフラックとベッドラックにキャリアバーを装着。ベッドラック側面はマルチホールが施され、ギア類の取り付けも自由自在だ

 

カスタムトライトンはベッドラックにウオータータンクを装着。砂汚れなどはすぐに流してしまえる。「雑に扱えるのもピックアップのよさだよね」

 

フロントバンパーにボルトオンで取り付けられたフロントプロテクションガード。今回のカスタムは、ほとんどがボルトオンで対応できるように工夫されている

 

荷台に乗り込みやすいフットポイントが設けられたリアバンパー。中央にヒッチメンバージョイントを装備しているところもポイント高し

 

「こういうクルマでも意外と下回り打ったりするから、ガードは重要」とヒロミさんも感心したアンダープロテクション

 

リザーバータンク付きで安定した減衰力を発揮するダンパーキットを前後4輪に装着。さらに快適な乗り心地と操縦安定性を実現している

SPECIFICATION (ベース車両:TRITON GLS)

●全長:5,320mm ●全幅:1,865mm
●全高:1,795mm ●車両総重量:2,855kg
●駆動方式:4WD ●排気量:2.439L
■価格:4,980,800円(消費税込み)~
※各カスタムパーツの販売時期、価格については未定です。詳しくはオートフラッグスまでお問い合わせください。

 

 

Vol.3 HIROMI loves special TRITON

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※本記事は『カヌーワールド』最新号(VOL.29)から抜粋したものです。ぜひ『カヌーワールド』VOL.29と併せてご覧ください。

 


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