よくクルマのシートベルトにも例えられるライフジャケットは、命を守るための非常に重要な安全装備の一つ。
そんな“最後の命綱“となるライフジャケットですが、みなさん、古いものを使い続けていませんか?
技術の進化は日進月歩。最新のライフジャケットは、浮力はそのままに、よりコンパクトで軽く快適になっています。
今回は、ライフジャケット製造において国内ナンバーワンのシェアを誇る、高階救命器具の大幅にスペックアップしたライフジャケットをご紹介します。
(文=舵社メディア事業部/星野 淳 写真=高階救命器具)
海上保安庁や水産庁のデータでは、ライフジャケット未着用者の生存率は40~54パーセント程度とされていて、着用者の生存率約90パーセントに比べて大きく劣ります。
これは、実際に未着用で転落した場合、半数近くが死亡・行方不明となっている現状を反映しています。
まあ、昨今、ボートやヨットに乗っている人でライフジャケットを着用していない人はほとんどいないと思いますが、どうせ着用するのであれば、快適なモデルのほうがいいですよね。
高階救命器具のフィッシングギアブランド、ブルーストーム(Bluestorm)の「Réモーゲット BSJ-8330RS」は、サスペンダータイプ膨脹式ライフジャケット。
最大の特徴は、体に触れる面積が従来モデルの約1/2というコンパクトさです。このモデルは、本体のメッシュ部分にベルト(レール)を配置し、気室がそのベルト(レール)上を移動しながら膨張するシステム(レールシステム)が採用されています。
ベルトはこれまでもアングラーの意見で多かった硬めのナイロンベルトを採用。長期間の使用でもヘタリが少なく、ズレの少ない仕様となっています
特許を取得した同システムにより、Réモーゲット BSJ-8330RSは、コンパクトな設計ながらも、浮力・浮遊性能・落水後の膨脹などにおいて、従来モデルと同等の性能を維持することに成功しています。
ブランドロゴは再帰反射する仕様
また、オフショアジギングや激しい動作にも対応し、気温の高い時期でも快適に使用できます。
さらに外装にはリサイクルポリエステル100パーセントの生地を採用することで環境にも配慮したモデルとなっています。
カラー:ラヴァブラック、ミストグレイ、オフショアブルー、ハンターグリーン/サイズ:70~100cm(胴囲)/重量:約560g/国土交通省型式承認品・TYPE A/初期浮力:約9kg/生地:リサイクルポリエステル100% 300Dリップストップ オックス600D
価格:27,500円
※小型船舶のすべての航行区域で、法定備品として使用できます。
Réモーゲットウエスト BSJ-9330RSは、超小型のウエストタイプ膨脹式ライフジャケット。
ラインナップとしては、前出のBSJ-8330RSのウエストタイプという位置づけで、外装にはBSJ-8330RSと同様、リサイクルポリエステル100%の生地が採用されています。
また、こちらのモデルもレールシステムが採用されており、気室は膨脹時にベルト(レール)上を移動しながら膨らむ仕様。もちろん、コンパクトな設計ながら浮力・浮遊性能・落水後の膨脹などは、従来モデルと同等の性能を維持しています。
レールシステム、によりType Aを取得しているライフジャケットの中でも、コンパクトで軽量な仕上がり
カラー:ラヴァブラック、ミストグレイ、オフショアブルー、ハンターグリーン/サイズ:70~100cm(胴囲)/重量:約540g/国土交通省型式承認品・TYPE A/初期浮力:約9kg/生地:リサイクルポリエステル100% 300Dリップストップ オックス600D
価格:27,500円
※小型船舶のすべての航行区域で、法定備品として使用できます。