1982年製のカワサキのZで、北の大地に旅に出たときのこと。
見渡す風景の上半分は青い空という、都会では味わうことのできない解放感とともにひたすら走り、ライダーハウスに泊まり歩くという旅の途中——。
朝霧の立ち込める中、山小屋風のライダーハウスでは朝食もそこそこに、各地から集まった見知らぬ仲間たちが、一夜限りの宿からの出発の用意をしていた。
自分もそろそろ出発しようと、大荷物をシートにくくりつけ、燃料タンクのピンゲルを開いて39パイのFCRにガソリンを流しこむ。次いで2回スロットルを煽り、インテークにガスを流す。シートにまたがってスタンドを払い、イグニッションをONにする。
冷え切った1,000CCは、セル1発で叩き起こされ、ラージバッフルを備えたKERKERからは、太く乾いた独特のサウンドが奏でられた・・・はずだった。
実際は、「ギュー、キュルキュルー、カチッ、カチッ」と情けないモーター音。息も絶え絶えのバッテリーの様子が手に取るようにわかる。
そのとき、ハウスから出発するバイクを何台も見送っていたオーナーが、「ちょっと待ってな」と言って納屋から持ってきてくれのが、この「スターティングパック」だった。
助かった瞬間である。
セイシング・スターティングパックSP-3500。大手ロードサービスでも使われていて、その実力は折り紙付きだ
背面にはブースターケーブルもすっきり収納できる
と、少し前置きが長くなったけれど、アウトドア派の強い味方のスターティングパック。
バイクやクルマに限らず、プレジャーボートでも「出航時にエンジンを始動しようとしたらバッテリーが上がっていた」「洋上でエンジンを再始動しようとしたらバッテリーが弱っていてセルが回らない」なんてことは、“あるある”ですよね?
そうした不安を少しでも解消するために、スターティングパックは是非用意しておきたいギアとして、強くお勧めしたいのです。ちなみに上の写真のSP-3500は、温度変化に強く、長寿命、さらに200馬力のエンジンも始動できるパワーが自慢。また、満充電から1年後でも始動できるという性能や、氷点下でも使える始動力も魅力です。
ということで、このスターティングパック、弊社の倉庫にもしっかりと1台用意されています(冒頭の写真がそれ。埃だらけだけれど、しっかり仕事しています!)
(文=舵社/吉池光浩)
こちらは、SP-3500の1.5倍の性能を誇るSP-5500。大型艇や重機でもへっちゃらだ
■スターティングパック SP-3500
・バッテリー:ドライセルシールドバッテリー
・容量:16Ah
・出力電圧:DC12V
・CCA:280A
・最大電流:1600A
・40W連続放電時間:約3時間
・ブースターケーブル長:800mm
・重量:8kg
・サイズ:248×280×128mm
※始動可能エンジン例 YAMAHA 200HP/YAMAHA 170HP/VOLVO41 200HP/マーキュリー 200HP
■スターティングパック SP-5500
・バッテリー:ドライセルシールドバッテリー
・容量:26Ah
・出力電圧:DC12V
・CCA:470A
・最大電流:2400A
・40W連続放電時間:約5時間
・ブースターケーブル長:1500mm
・重量:13kg
・サイズ:247×318×180mm
※対象エンジン:12V-6000cc( ガソリン/ディーゼル)
(掲載商品に関する販売のお問い合わせ)
KAZIオンラインショップ シープラザ
https://www.seaplaza.jp/
TEL:03-3434-0941(平日9:30~17:30)
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