11/4発売、月刊『Kazi』12月号｜特集は「ヨット暮らしの始め方」　舵オンライン │ 船遊びの情報サイト

11/4発売、月刊『Kazi』12月号｜特集は「ヨット暮らしの始め方」

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2023.11.03

『Kazi』2023年12月号の特集は日本一周艇、〈くろしお丸〉（フィッシャー 25）でくつろぐ、樫村雅紀さん、君江さんご夫妻

COVER PHOTO / Shigehiko Yamagishi (Kazi)

第1特集　ヨット暮らしの始め方／旅するキャビンで海の彼方へ

ヨットとは本来、物流運搬、運航とともに、そこに搭乗する人々の暮らしまでをも担うもの。
なんてことは分かっているんですが、
実際に、ではヨットで暮らそうよと言われましてもそのハードルはちょっと高い。
でもだがしかし、セーラーの誰もがいつかはと考えるのが “ヨット暮らし”なんじゃないでしょうか？
いつも乗っているヨットを、移動する“自宅 ”に変える魔法。
そろそろ、ヨット暮らしの始め方、考えてみましょう。

暮らしの実例1　25ft 艇で日本一周夫婦で過ごしたヨット生活

全長 7.71m、フィッシャー 25〈くろしお丸〉によって、
5年8カ月かけて日本一周を成し遂げた、樫村雅紀さん、君江さん夫妻。
骨太な外洋艇仕様にカスタマイズした〈くろしお丸〉の艤装、
キャビンを拝見するうちに、見えてくるヨット乗りの神髄とは……。

暮らしの実例2　日本縦断生活も6年目旅する発明家の愛艇を拝見！

白い船体に大きなドジャーを備えた
〈フェ・デ・ラ・ルミエール〉（ベネトウ・オセアニス38.1）。
北は北海道・小樽から南は沖縄まで、
温暖な気候を求めてクルージングを続けるオーナーは、
独創的なアイデアをたくさん持つ発明家だったのです。

暮らしの料理　キャビンで毎日できる簡単クッキングのワザ

生活の基本となる住まいをヨットで整えたなら、
船上で温かい食事も楽しみたいもの。
本誌「船上料理の達人」連載でもおなじみの西原佳江さんに、
船の上で料理する基本のワザを伝授してもらった。
水やスペース、電力、火力の制限など、ギャレーならではの問題は、
道具や食材準備のワザと引き算レシピで上手に乗り切ろう!　

若大将カップが導く未来／名物レースは新たなステップへ

若大将こと加山雄三さんが愛したこの大会は、今回で 40回という節目を迎えた。
今年もレーサーとブルーウオーター派が垣根なく盛り上がりながら、
新しい時代に向かって歩み出した大会になったようだ。

決着をつける秋、微軽風でも葉山は熱かった！

2015年に神奈川県・葉山で始まった
シリーズレース形式のニッポンカップは、この秋も熱い戦いが繰り広げられた。
35艇による2日間の大会をレポートします。

西村一広の新・アメリカズカップ日記／11カ月後に開催迫る第37回AC

初めてアメリカズカップを現場で観て以来約30年、
その間、ニッポンチャレンジのセーリングチームに選抜されるなどしながら、
日本のアメリカズカップ挑戦の意義を考察し続けるプロセーラー西村一広氏による、
アメリカズカップ考を不定期連載で掲載する。
新時代のアメリカズカップ情報を、できるだけ正確に、
技術的側面も踏まえて、分かりやすく解説していただく。

かごしま国体を山口県が完全制覇／錦江湾で繰り広げられた短期熱戦

2020年開催を予定していたものの、コロナ禍により延期となった
「かごしま国体」は、特別国民体育大会として3年越しに実現した。
錦江湾の気まぐれな天気の影響でレースは短期集中となり、
天皇杯と皇后杯はともに山口県が手にした。
名称としては最後となる国体を、10ページにわたって振り返る。

暮らしに潮っ気を運ぶ木製クリートの作り方

ヨット乗りなら誰もがお世話になるクリート。
船ばかりでなく普段の生活にも取り入れたら
便利だと思うのは私だけかなぁ……。
便利及び室内装飾の小物としても、ちょっと凝った感じになりそうでうれしい。　
金属製は高価だし、プラスチック製は趣がないので、やはり木製が欲しくなる。
そこで手作りをやってみようと思い立ち、木製クリートの工作を始めることにした。