月刊『Kazi』2025年11月号の表紙はパネライ・クラシックヨットチャレンジ(サルデーニャ島)を帆走る〈Javelin〉(1897年建造、ガフケッチ)
COVER PHOTO / Yoichi Yabe
月刊『Kazi』11月号は「オールドソルト」の特集です。
フネ遊びには多様な形があります。時に愛艇を手放したり、チームを再編したり、ヨットからパワーボートへと乗り換えたり・・・。
ほかにも海にまつわる仕事を家業とする親子の技術継承や、生涯を航海に捧げた堀江謙一さんが夢想する集大成まで、長く海とフネ遊びに向き合い続ける人々が住む世界を紹介します。
その他、実際の経験と検証をもとに津波対策を講じる第2特集や、470級とスナイプ級の両クラスの全日本レポートなど、今月もヨット&ボートの魅力が詰め込まれた一冊になっております。
皆さま、ぜひご一読ください!
第1特集 オールドソルトの流儀|海とフネと長く付き合う
オールドソルトとは、熟練した船乗りや潮気の多い船乗りを指す言葉である。
ボートオーナーになると最後はどう手放すのかが課題になる。
チーム運営には人数の増減や資金の問題がつきまとう。
事業を興せばどう存続させていくかを常に考えなければならない。
それらの課題を解決したオールドソルトたちに加え、
セールボートからパワーボートに乗り換えた方、
魅力ある遠い泊地に愛艇を係留する方などを取材した。
堀江謙一さんのインタビューもお届けする。
☆今回は8つのテーマについて紹介します!
テーマ
①艇の売却/②チームの合体/③技術継承/④乗り換え/⑤遠隔地/⑥長年の相棒/⑦廃線の手順/⑧最後の航海
さまざまなレースで活躍していた吉田拓生さんと〈トールボーイ〉(ヤマハ23)を手放したエピソードや、二つのチームが合体して活動を継続した葉山マリーナで活動する〈クアドロン〉(ヤマハ33S)の事例など、8つのテーマからそれぞれ具体例を紹介しています!
第2特集 津波発生、その時あなたは|生存をかけた過酷な決断
海でヨットやボートで遊ぶ者が、最も恐れる自然災害、津波。もし津波が発生したら、私たちにできることはあるでしょうか。
この過酷な命題に、マリンジャーナリストとして活動し、自身も津波を経験した山本 海さんが向き合い、海に出る全ての人々に向けた指針を作りあげました。
金印の眠る島に漂う旅情|志賀島ヨット歴史浪漫紀行
2,000年前の金印伝説が眠る志賀島。
陸路で訪れることもできるこの島へ、あえてヨットで渡り、そこで胸に深く刻まれた旅情と浪漫を綴ります。
博多湾の潮風に揺られ、たどり着いた先で出合った古代の歴史と島の日常。
島に流れる特別な時間の中で、静かに浮かび上がる歴史と暮らしの記憶をたどりましょう。
五輪の夢が紡がれる江の島で
磯崎哲也/関 友里恵の強さを見る
「日本のお家芸」と呼ばれるハイレベルな470級のフリート。
今年の全日本で頂点に立ったのは、3年後の五輪を目指すセーラー、磯崎哲也/関 友里恵(JPN22レーシング)です!
セーリング界の未来を担うこの大会の模様を、上位チームのハイライトと共にお届けします!
全日本スナイプ、2勝目の価値
回を重ねるごとにますます激化していくスナイプ級戦線。かつて優勝した選手でも、再びこの大会で勝つことは至難です。
14年間、そんな分厚い壁に阻まれ続けた元王者が、今年ついに壁を破ってみせました!
悲願の2度目の優勝の模様をお届けします!
海ガール/単独世界一周女性セーラー 尾﨑香代さんの航海の話
海ガール・矢口あやはさんによるヨット挑戦記。元気に世界を回ったあやはさん、しばらくの間は海中心で旅しています!
今回は、上五島で開催されたレース後に行った尾崎香代さんのインタビューです!♪
☆ニューモデル艇紹介は1艇です
ボート「サックスドール400GTC」
※ページ末にボートの解説動画へのリンクがあります!
月刊『Kazi』2025年11月号、ぜひご一読ください。
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(文=Kazi編集部)
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:168ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社
サックスドール400GTCの解説動画はコチラ↓