わたSHIGA輝く国スポ「国民スポーツ大会 セーリング競技」速報!|Day3

2025.09.30

滋賀県大津市の柳が崎ヨットハーバーにて行われている、わたSHIGA輝く国スポ「国民スポーツ大会 セーリング競技会」は今日で3日目。

成年種目にとって今日は決着のつく最終日。初日、2日目となかなか従来の予定通りレース数を消化できない種目も多く、レース欲あふれる選手たち。そんな気持ちとは裏腹に、この日も朝から良い風は吹かず。

出艇第1陣となった成年女子セーリングスピリッツ級、成年男子470級、成年男子ILCA7級、成年女子ILCA6級の4種目は1度レース湖面には出たものの成立したのは成年男子470級の1レースのみで、そのほかの3種目ではスタートしたものの途中で風がなくなりノーレース。その後ハーバーバック(回答旗[AP]+H旗)となった。

選手たちは皆不完全燃焼のまま、最後にまだレースが残されているのかいないのか、落ち着かない様子で陸での時間を過ごしていた。

そんな中、再びD旗(出艇の許可)が揚がったのは14時過ぎ。それから順々と各種目のD旗が揚がり、最後の少年種目は16時前という遅い時間からの出艇となった。

再出艇からは3〜6ノットと、それまでに比べればしっかりとした風が入り、各レース湖面は静かだが熱い戦場に。前日までに消化したレースの数が少ないため各選手たちの間には大きな点差がなく、この再出艇からの最後の1〜2レースに泣いた選手もあれば笑った選手もありといった内容。最後まで諦めない者が勝つというまさにヨットレースの真髄を見せられたような成年種目だった。

一方、少年種目の4種目(少年男子420級、少年男子ILCA6級、少年女子420級、少年女子ILCA6級)のレースは、明日まで続く。(2レースを実施予定)。

そんな大会3日目の様子を、KAZIオンラインがお届けいたします!

 

 

リザルトはこちら

 

わたSHIGA輝く国スポ「国民スポーツ大会 セーリング競技」の記事はKazi2025年12月号(11月5日発売)に掲載予定。バックナンバーもぜひ。

 

(文=有賀航平/Kazi編集部、写真=山岸重彦/舵社、有賀航平/Kazi編集部)

 



ヨットレース

ヨットレース の記事をもっと読む