魚群の動き予測や漁場の判断、異常海象の早期把握などに使えるアプリ「OEView」正式リリース

2025.09.28

海洋に関するデータの解析や、解析したデータを基に機器の開発を行うオーシャンアイズから、漁業者が海況情報を把握できる海況情報アプリ「OEView(オーイービュー)」が正式リリースされた。

海水温、潮流、クロロフィル濃度、海面高度といった海洋環境について、衛星データや数値シミュレーションによる海況予報を提供。 漁業・養殖業・研究・行政など、海の現場で必要な情報をいつでも・どこでも確認できるよう設計されている。

日本近海においては、一般的な10キロメートル解像度を上回る2キロメートルメッシュの高解像度で予測を行い、将来的には数百メートル単位での予測も目指すという。

想定されている利用シーンとしては、「漁業者による漁場の判断材料」「漁場現場での魚群の動きの予測材料」「海洋研究者によるデータ収集・分析の効率化」「異常海象の早期把握と共有」などが挙げられている。
なお、インターネットが使えない海洋での利用を前提としているため、データは事前ダウンロードが必要となる。


加えて、こういったアプリに不慣れな人でも最初から迷わず使えるチュートリアル機能が搭載されているだけでなく、日本語、英語、インドネシア語の多言語対応とユーザーフレンドリーな側面もポイントだ。

 


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(問)オーシャンアイズ MAIL:info@oceaneyes.co.jp

 

(文=BoatCLUB編集部、写真=オーシャンアイズ)

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