シージェット(Seajet)は、ボートやヨットの性能と美しさを最大限に活かすために開発された、日本で初めてのプレジャーボート&ヨット専用塗料。シージェットシリーズは、日本初のプレジャーボート用塗料として1990年の発売以来、海洋レジャーシーンから絶大な信頼を受けている。
シージェットシリーズの主力製品シージェット033は、プレジャーボート&ヨ ット用塗料の代表的な製品として広く使用されている。特殊親水性ポリマーの作用により、係留している時も防汚剤が少しずつ溶け出し、船底の汚れを防止。また、稼働率が少なく係留期間が長い場合は、静置防汚性の優れたシージェット033が最適だ。特徴として、成分に有機スズ化合物を含まず、塗膜が化学的に溶解し、自己研磨作用が働く。塗膜の自己研磨作用が水流摩擦抵抗の増加を抑制する。
シージェット033の塗膜形成樹脂は、特殊親水性ポリマーで構成されている。塗膜が海水に浸かると塗膜表層が水分子を吸着して樹脂と水分子が結合した一種の水和現象を起こし、表層から徐々に溶解していく。このように化学作用によって溶解する、いわゆる自己研磨作用が働く。この作用により、従来型の防汚塗料のような抜け殻(スケルトン層)を形成しにくいので、塗膜の表面は常に滑らかな状態となる。
また、この特殊親水性ポリマーは海水中で塗膜からの防汚剤の溶出を定常的に行い、長期間安定した防汚効果を発揮することができる。さらにシージェット033 は、プレジャーボートやヨットの艇速、係留等の走航条件や、内海および近海の環境なども考慮して開発されているので、ボートやヨットにとって理想的な船底防汚塗料といえる。
自己研磨型船底防汚塗料の防汚メカニズム
塗り替え時期は、多くの海中生物が活動し始める5月と、植物種の活性が高まり始める10月の年2回がオススメ
カラーは4色を用意
※お使いのモニターの種類により実際の色と異なることがあります。
現在は水温の変化などにより、フジツボなど海洋生物も増加傾向にあるようだ。「シーズンを迎えて、フネを出そうとしたが船底にフジツボがビッシリ」なんてことにならないよう、シージェット033で船底を守りましょう。
(文=舵社/小川佳文 写真提供=中国塗料)
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シージェット033
●容量:2L
●標準塗付量(ハケ塗りの場合):7m2/缶(50μm×2回塗り)
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