海へと広がる湘南国際マラソンの新たな一歩|2025年に向けてプレイベント開催

2024.12.04

晴天に恵まれた12月最初の日曜日。今年で19回目の開催を数え、今やすっかり湘南の風物詩として知られる「湘南国際マラソン」が開催された。

 

西湘バイパス西大磯IC付近をスタートしたランナーたち。心地よい潮風を感じながら湘南の海沿いを走るコースは、ランナーたちにはとても心地よいものだろう。今年は実に20,802人のランナーが参加した(フルマラソン:20,802人、ファンラン10km:4,332人、ファンラン2km:709人、ラン&ウオーク1.4km:59人)。

 

この大会は、2022年に世界初となる「ゴミを出さないマラソン大会」を目指して大きくリニューアル。従来は給水において約50万個の紙コップやプラカップが使い捨てされていたが、代わりにランナーがマイボトルを使って給水するという仕組みを導入。その結果、かつては11,000kgを超えていたゴミの総量は、昨年は3,049kgとなり、なんと8,048kgの削減に成功した。

この取り組みはその後、他のマラソン大会にも着実に広がっている。そんななか、来年の20回大会を前に、湘南国際マラソンがまた新たな一歩を踏み出した。

 

“湘南をみんなで楽しむ”をコンセプトに、“誰もがどこかで参加できるスポーツ大会“を目指し、今年は海にもフィールドを広げたプレイベント「カヌーやサップでレースしてみよう」が企画された。

湘南といえば、マリンスポーツの中心地として誰もが知っている場所。せっかくそんな海を目の前に見ながら走るコースが採用されているのだから、海でも盛り上がらずにいるのはもったいない。

マラソンと並行して行われたこのイベントは初の試み。上の写真をご覧いただくと、陸上の道路には大勢のランナーが走っている姿がお分かりいただけるだろう。

今回は1人乗りアウトリガーカヌー6艇、6人乗りアウトリガーカヌー1艇、ソロサップ14艇、ビッグサップ1艇(3人)の合計22艇29人が参加。ランナーに海から声援を送りつつ、平塚沖までパレードパドリングを楽しんだ。

 

12月とは思えない心地よい陽気と晴れ渡った空の下、ランナーが一歩一歩前へ進むのと同じように、一漕ぎ一漕ぎ航跡を延ばしていく。美しい富士山を背に、とても素晴らしいパドリング日和となった。

 

防水ケースに収納したスマートフォンと、捜索支援デバイス「ココヘリマリン」を、海上イベント参加者の全員が装着。これによって、万が一の事故や緊急時にも迅速な位置特定や救助活動が可能となる。

上写真の女性が右足首に着けているのが、専用のケースに入ったココヘリマリン。誰がどこにいるかを、主催者が常に把握することができた。

 

当日は風はさほど強くなかったものの、南からの大きなうねりの残るコンディション。主催者側では安全に配慮し、技量に応じて参加艇の数をかなり絞った。

それでも富士山をバックに、色とりどりのアウトリガーカヌーやサップが一団となってコースの沖を並走する様子を見ていると、これがもっと増えていたら壮観だっただろうと感じずにはいられない。今までにない、陸と海がコラボレーションした新たなイベントが産声を上げたわけだ。

20回大会となる来年の開催日は、12月7日(日)の予定。今回海を走ったアウトリガーカヌーやサップだけでなく、次回はヨットやボート、ウインドサーフィン、シーカヤック、あるいはオープンウオータースイミングなど、あらゆるマリンスポーツへと輪が広がっていけば、夢のような景色が広がるだろう。

湘南の海に、今までに見たこともない新たな風物詩が誕生するはずだ。

 

(文=安藤 健/舵社 写真=落合明人/舵社[海上]、湘南国際マラソンPR事務局[陸上] 取材協力=ゴールドウイン[ヘリーハンセン])

 

(問い合わせ)
湘南国際マラソン事務局
https://www.shonan-kokusai.jp/canoe-sup2024/
https://www.shonan-kokusai.jp/

 


bnr_phonak_part1.jpg

この記事を SNS でシェアする

カヌー

2025.03.21

絶品海ごはん! ①|炊き立てごはんとの相性は抜群! オクラとナスのひき肉カレー

カヤックツーリングでの昼食や、晩のキャンプ地での夕食というのは何を食べてもおいしいですよね。 「絶品海ごはん!」では、そんなツーリング地でのおいしいアウトドアごはんを紹介していきます。 今回は「オクラとナスのひき肉カレー。絶品です! (文=クスノキコータ/Flat flat、写真=宮崎克彦) 当日は三浦半島の某所から出艇。天気は快晴、海は穏やかでまさにカヤック日和! オクラとナスのひき肉カレー。どうです、おいしそうでしょう?トマトをたっぷり使ったカレーは、さっぱりしていてとっても美味。何杯でもおかわりしたくなります。 炊き立ての白米に、まさにベストマッチ! [材料](4人分) 豚挽き肉300g、ナス4本、オクラ10本、ニンニク1片、しょうが1片、トマト缶1缶、カレー粉大さじ1、オリーブオイル小さじ4、塩小さじ1、コショウ少々 鍋にオリーブオイルをひき、輪切りしたナスと斜め半分に切ったオクラを並べます。さらにニンニク、すりおろしたしょうが、カレー粉、塩、こしょう、オリーブオイル、豚挽き肉(写真はこれらをまぜたもの)を投入 続いてトマト缶を入れて蓋をして中火で蒸し煮にします。ナスとオクラ以外は、最初に別途混ぜ合わせておいてから投入しても可。いずれにしても煮込むので、それほど神経質にならなくてもOKですよ 15分蒸し煮にし、火を止めてかき混ぜます。あとは、お皿に盛って召し上がれ~! トマトの赤みが食欲をそそるでしょう? ちなみに写真のアルミ鍋は、ワタクシ愛用の無水鍋。家でもこれで炊飯から料理まで、なんでもこなしています この日のフィールドは三浦半島の西側、小網代・油壺エリア。当日は透明度も高く、イワシやソラスズメダイの群れなども見ることができました。 水面との近さもカヤックの魅力の一つですよね! ※本記事は『カヌーワールド』VOL.23の人気連載「みらい&コータの海の上の歩き方」から抜粋したものです。バックナンバーおよび最新刊もぜひご覧ください 【PROFILE】 クスノキコータ(楠 項太) 神奈川県生まれ。プロのシーカヤックガイド・インストラクターとしてこれまでに3,000人以上を海へと誘う。「お客さまの笑顔が自分の喜び」。2019年春、神奈川県・三浦海岸に「Flat flato(フラットフラット)」を構える。日本セーフティーパドリング協会(JSPA)シーガイド。 --------------------------------------------------------------------------------

続きを読む

2025.03.08

『カヌーワールド』厳選! カヌーショップ探訪 ①|Outdoor Marine(アウトドア マリン) 福岡県糸島市

自分のスタイルに合ったアイテムを揃えるのが、カヌー、カヤックを楽しむための第一歩。 「カヌーショップ探訪」では、毎回、経験豊富なスタッフのいる全国のプロショップをピックアップしてご紹介していきます。 気軽に足を運んでお気に入りアイテムを手に入れましょう! [文・写真]西沢あつし 糸島の名所、「芥屋(けや)の大門」に向かう途中の道沿いにある、こぢんまりとしたプロショップ、OutdoorMarine(アウトドア マリン)。カヤックフィッシング関連の用品のほか、代表の石井さんが自信を持って勧めるフィッシングカヤックを販売。さらに、有料での試乗会、ウェブストアの展開など、積極的に活動を続けています 海のエキスパートが運営する カヤックショップ 福岡中心部からクルマで約30分の距離にある糸島を中心に、カヤックやSUPのツアー、カヤックフィッシングの講習、フィッシングカヤックやカヤック用品の販売などを行っている「OutdoorMarine(アウトドア マリン)」。代表の石井暢一(いしい・のぶあつ)さんは、長年、沖縄でマリンレジャーの仕事をしてきた人です。 その後、地元の福岡に戻ったのを機に同店をオープン。大好きな糸島の海をフィールドにして、「安全に本気で海遊びを楽しむことを広めていきたい」と考えています。 OutdoorMarineでは、糸島でのビーチを中心にシットオントップカヤックを使った体験カヤック、ショートツアー、さらにフィッシングツアーなども実施しています。 代表の石井暢一(いしい・のぶあつ)さん。日本セーフティパドリング協会(JSPA)のシットオントップカヤック・アドバンストインストラクター、・ベーシックインストラクターの肩書きを保有。さらに PADIレスキューダイバー、潜水士、二級小型船舶免許など、マリンレジャーに関わるさまざまな資格も。頼りになるエキスパートです。 「私が釣り好きということもあって、カヤックフィッシング関連の商品やルアーなどの釣り具商品を販売し、アングラー目線の講習も行っています。カヤックフィッシングに来たいという方はご相談ください」とのこと。 また、「ゆくゆくはこのお店をカヤックアングラーが集まる拠点にしていきたい」と、今後の抱負も語ってくれました。 SHOP DATA ・営業時間:不在が多いので、来店の前に要連絡 ・休業日:不定休 ・住所:福岡県糸島市志摩芥屋1163-1 ・TEL:092-338-2699 ・ウェブサイト https://outdoor8marine.jimdofree.com/ ・駐車場:あり(約2台) ※本記事は『カヌーワールド』VOL.29の連載「カヌーワールド ショップガイド」から抜粋、再編集したものです。バックナンバーの連載記事もぜひご覧ください。 --------------------------------------------------------------------------------

続きを読む

2025.02.17

創業50周年記念イベント|モンベルクラブ・フレンドフェア大阪2025 開催決定!

1975年に創業した日本が誇る総合アウトドアメーカー、モンベルは、今年で創業50周年を迎えました。 モンベルはこれを記念し、3月にモンベルクラブ会員限定のイベント「モンベルクラブ・フレンドフェア大阪2025」を開催します。 このイベント、50周年記念商品の販売や体験イベント、モンベルの歴史を振り返る展示など、さまざまな企画が予定されているそうですよー! (文=CANOE WORLD編集部/星野 淳 写真提供=モンベル) モンベルは1975年、「世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目ざして」、大阪市西区立売堀で創業されました。登山家であり冒険家の創業者、辰野 勇さんは、当時世界最年少の21歳でスイスのアイガー北壁を登頂に成功。モンベルの創業はそれから7年後、辰野さんが28歳の誕生日を迎えた日のことでした。 それから50年、現在は全国に127の直営店を展開し、有料会員は110万人を突破。名実ともに日本を代表するアウトドアメーカーとして誰もが認める存在となりました。 さて、そんなモンベルが創業50周年を記念して、全国のフレンドエリア&ショップとモンベル会員をつなぐスペシャル・イベント、 「モンベルクラブ・フレンドフェア大阪2025」を開催するとのこと。日程は3月15日(土)~3月16日(日)、会場はインテックス大阪 1号館・2号館となります。 当日は、モンベルが提携する全国各地のフレンドエリア・フレンドショップ のブースがずらりと並び、観光情報や特産品の販売、体験会など、趣向を凝らした展示を楽しむことができます もちろん、毎回大人気のアウトレットセールも開催されます。モデルチェンジした商品やサンプル品、訳あり品など、さまざまな商品がお値打ち価格で用意されるそう。これは楽しみですね! また、選りすぐりの逸品を集めたオンラインショップ「フレンドマーケット」出店者のブースもありますよ。お目当ての商品を実際に手に取って選ぶチャンスです 飲食店ブースでは、モンベル がプロデュースするスパイスマジックのオリジナルカレーをはじめ、各地のおいしいものが集合!しっかりお腹を満たしたい人、ちょっと小腹が空いた人、スイーツが食べたい人など、みんなが満足できる充実したラインアップが揃い踏みです さらに、アクティビティ・体験コーナーでは、ドーナツ型の大きなプールでのカヤック体験、高さ6.5メートルのクライミングタワーでのクライミングチャレンジ、キッズクライミング(ボルダリング)、フォレストアドベンチャー(本格アスレチック体験)、各種クラフト体験など盛りだくさん 関野吉晴さん 仲川希良さん 辰野 勇さん ほかにもステージイベントでは関野吉晴さん(探検家・医師)、仲川希良さん(モデル・フィールドナビゲーター)、辰野 勇さん(モンベル代表)などによる、それぞれのスペシャルトークも予定されています。 なお、「モンベルクラブ・フレンドフェア大阪2025」は、モンベルクラブ会員 と同伴の家族・友人に限ったイベントとなります。会員の方は、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。 モンベルクラブ・フレンドフェア大阪2025 開催概要 開催日時:2025年3月15日(土)~16日(日)/9:00~17:00(日曜日は16:00まで) 開催会場:インテックス大阪1号館・2号館 大阪市住之江区南港北1-5-102 入場料:無料 (問い合わせ)モンベル(広報部) TEL: 06-7655-4660(平日/10:00~17:30) お問合せフォームはこちら --------------------------------------------------------------------------------

続きを読む

2025.02.08

カヌー付きレイクサイドヴィラを満喫しよう|エバーグレイズ琵琶湖のキャンフォートがスタート!

「エバーグレイズ」は2014年に日本初のグランピング施設をオープンさせ、グランピングブームの先駆けとして知られている会社。 2021年4月にオープンした「エバーグレイズ琵琶湖」 は、昔のアメリカ映画に出てくるようなロマンチックなカヌー付きレイクサイドヴィラが話題となり、「カヌーイングを含む上質なアウトドア環境が楽しめる」として人気を博してきました。 その「エバーグレイズ琵琶湖」が3月1日より、進化したフリースタイルキャンプサービス「Camfort(キャンフォート)」 をスタートさせるとのこと。これは気になりますねー! (文=CANOE WORLD編集部/星野 淳 写真提供=PR TIMES) 「エバーグレイズ琵琶湖」のヴィラ群は、琵琶湖湖畔の近江舞子内湖(南小松沼)に隣接する、半世紀手つかずだったという圧倒的な自然の中に美しく配置されています。 背後に比良山系の山裾が迫る圧巻のロケーションは、環境共生型の新しいリゾート宿泊施設のスタイルとしてオープン当初から各方面から注目を集め、現在も高く評価されています。 今回新たなサービス、「Camfort(キャンフォート)」は、Camp(キャンプ) × Comfort(快適)の造語で、泊食分離型のフリースタイルキャンプで新たなアウトドア体験を提供しようというもの。 全11棟からなるヴィラのすべてにプライベートカヌーが用意され、食事はアウトドアクッキングやイーティングアウトなど、自由なスタイルで楽しむことができます。 また、食事付き「グランベキューセット」を利用すれば、グランピングスタイルも楽しむことが可能。 天体観測や焚き火を楽しむためのツールなども揃っており、快適な宿泊を楽しみつつも、手つかずの自然を満喫するための配慮が施されています。 キャンフォートのヴィラの全ベッドは、「世界のベッド」として愛されている「シモンズ」が採用されています。1870年に米国で創立したシモンズ は、「快適な眠りを通じて、社会に貢献したい」という理念のもと、150年にわたって上質な眠りを追求してきたブランド。アウトドア体験をしながら、夜はプレミアムな寝心地を堪能しましょう! ■エバーグレイズ琵琶湖 キャンフォート 滋賀県大津市南小松1249-1 TEL:077-535-9202(エバーグレイズ琵琶湖直通) 【宿泊料金】 ・大人2名/1泊1室 37,000円~ ・おとな追加料金/1名 5,000円~ ・子どもこども(4~17歳)追加料金/1名 \2,500(税込) ・幼児(0~3歳) 無料 ・グランベキューセット/1名 2,800円~ ※キャンフォートは全室プライベートカヌー付で11棟(4タイプ) (問)エバーグレイズ琵琶湖 TEL:077-535-9202 https://www.everglades.jp/camfort/ --------------------------------------------------------------------------------

続きを読む
カヌー の記事をもっと読む