海のライフスタイルマガジン『Sea Dream(シー・ドリーム)』通巻31号が、1月5日に発売されます。
今回の巻頭特集は、小型クルーズ客船〈クエスト〉に乗り、ノルウェー北部フィヨルドを航海してオーロラを見る旅。海洋カメラマン、矢部洋一がコロナ禍になる直前に取材して得た稀有な写真で、極寒の大自然と共に生きる人々と造船文化を綴ります。
もちろん、「ヴァンデ・グローブ」単独無寄港世界一周ヨットレース2020-2021に、アジア人として2回目の挑戦中の白石康次郎の航跡も取り上げています。
日本の海辺に世界基準の桟橋付き宅地を開発したい、と夢見るボートオーナーのお話や、世界のセレブに愛用されている、海を感じる「かご」ナンタケットバスケットを手作りする日本人女性の物語も収載。
艇紹介では世界で唯一、日本に現存する船齢45年のトローラータイプの「グランドバンクス80」。オランダの老舗スーパーヨット造船所、ロイヤルハイスマンが計画中の世界最大のスループ型ヨット「APEX850」。ビッグゲーム・フィッシングを目的としたボートを造り続けて半世紀を迎えた、米国ハトラスヨット社の集大成ともいえるニューボート「ハトラスGT70」(上写真)などを紹介。その他、海に似合うクルマ、時計、バーなど、関連情報満載でお届けします。
『Sea Dream』は、海のライフスタイルマガジンとして2005年に創刊されました。ヨット・ボートの中でも、比較的大型艇を所有するオーナーの皆様を対象に、艇に関する情報だけでなく、プレジャーボートと共に過ごす海のひとときを、豊かでスタイリッシュに過ごすためのハイエンドな情報を収載しています。
発行は年に2回。美しく壮大な海をイメージして、写真を大きくレイアウト。文字のサイズも通常の雑誌よりも少し大きめにしてあります。
そして『Sea Dream』は、海の環境保護に対して意識の高い方々も対象としています。プレジャーボートで遊ぶフィールドが、いつまでも豊かで美しい海であってほしいからです。
未知の世界へ行くために、丸木舟から始まった船の歴史や文化に関する記事も数多く扱ってきました。ですから、チャータークルーズや、客船で世界の海を旅する記事も登場します。
また、海辺で暮らしていたり、別荘ライフを楽しむ人たちも毎号ご紹介しています。しかし、別荘や大きなボートやヨットだけを取材対象としているわけではありません。小さな帆船模型をこつこつと自作している人や、小型ながら佇まいが洒落ていて、ピカピカに磨き上げているヴィンテージボートなどもご紹介しています。
プレジャーボートのオーナーの皆様には最新情報と「船の夢」を、ボートやヨットを所有していない方々には「海の夢」を見ていただきたい、という願いを込めて毎号編纂されています。
(文=Sea Dream編集長/田久保雅己)
『Sea Dream』 31号
●サイズ:297×229mm(A4変形判)
●ページ数:144ページ
●価格:1,500円+税
●発行:舵社
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