森山利也が伝授!/アマダイの松笠揚げ飯

2020.12.27

まもなくやってくるお正月。今年はどんな正月料理で新年を迎えますか?

現在発売中の月刊『BoatCLUB』1月号では、「マダイで彩るお正月」をテーマに、マダイの釣り方や簡単料理を豪華に見せる方法を紹介しています。
ただ、マダイだけでなく、アマダイ、オニカサゴ、アカハタ、カンパチなどのゲストで作る、ちょっとした料理のレシピもあるんです。
こちら「舵オンライン」では、"釣りうま"料理人の森山利也さんが考案した、晩秋から冬にかけてが旬のアマダイを使った、見た目は豪華だけど、誰でも簡単においしくできる料理──「アマダイの松笠揚げ飯」をご紹介。色鮮やかで、正月料理にぴったりな一品ですよ。

森山さんいわく、「ウロコをつけたままにして松笠揚げにしたアマダイは、ぱりぱりとした食感でいいアクセントに。今回は、キュウリやマダコ、だし巻き玉子などを具材として入れましたが、サーモンやそのほかの具材を好きに加えてもおいしいと思います」とのこと。ぜひチャレンジしてみてください!


〈材料〉
●アマダイ1尾 ●昆布 ●キュウリ ●マダコ(ボイル) ●だし巻き玉子 ●濃い口しょうゆ ●みりん ●酒 ●イクラ ●九条ネギ ●ご飯 

 

〈手順〉

①ウロコを取らずに三枚におろして中骨を取ったアマダイの身を、食べやすいサイズに切り分け、切り分けた身を、皮目から揚げる 

 

②キュウリ、マダコ、だし巻き玉子を1センチ角に切る。具材は、彩りと食感を加えるためのもの。おせち料理の余りを使ってもいい

 

③昆布と、濃い口しゅうゆ2、みりん1.5、酒1の割合で煮切りしょうゆを作り、1センチ角に切ったキュウリ、マダコをくぐらせてご飯に盛る

 

④揚げたアマダイの身を皮目を上にして盛り付け、イクラと九条ネギをパラパラと散らしたら完成。よくまぜて、お好みで煮切りしょうゆを足す 

 

 正月の食卓を豪華に彩るアマダイ料理「松笠揚げ飯」、ぜひご賞味ください!

 

ウロコを付けたままアマダイをさばく方法も、YouTubeにて公開中!!

 

(文=BoatCLUB編集部/幸野庸平 写真=舵社/山岸重彦)


森山利也(もりやま・としや)

包丁さばきや海に関することを学べる「森山塾」主宰。千葉県富津市で25年間居酒屋を営み、現在は築地場外市場で「JOJO BAR」を曜日限定で開いている。料理だけでなく、釣りの腕前も一級品

 

※本記事は『BoatCLUB』2021年1月号から抜粋したものです。バックナンバーおよび最新刊もぜひご覧ください。


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