2023年、注目の「インポーター“イチオシ”輸入艇」③/パーカー920エクスプローラーMAX

2023.03.19

「輸入艇大好き!」と題し、魅力あふれる輸入艇をたくさん紹介した『BoatCLUB』3月号の特集企画。舵オンラインでも、注目の輸入艇ブランドとそのイチオシモデルを紹介します。

この記事は、『BoatCLUB』3月号特集内記事「インポーターのイチオシ このモデルが熱い!」を再編集したものです。


PARKER

パーカー

 

紹介してくれるのはこの人!

秋本昂平(あきもと・こうへい)さん

1988年生まれ。オカザキヨット横浜事務所勤務。入社15年目。担当業務は艇販売、艤装相談、操船サポートなど。お客さんに満足していただけるよう、とことん話を聞いてベストマッチな艇を案内することを心がけている。

 

ステップハルによる豪快な走りと
高い居住性を併せ持つ東欧ブランド

東欧のバルト海に面したポーランドを本拠地とするパーカーポーランド社は、業務艇の建造も手がける大型ビルダーで、年間に約600隻のボートを建造しています。その建造技術の高さは折り紙付きで、ハルには最新のステップハルを採用。居住性を考慮したクルーザータイプのボートでステップハルを取り入れているビルダーは珍しく、高い航走性能と幅広い乗り方(クルージング、マリーナステイ、フィッシング)に対応できるボートとして、現在はヨーロッパを中心に各国に輸出されています。

今回、ご紹介するパーカー920エクスプローラーMAXは、ラインアップの中ではミドルレンジに属し、ハルはもちろんステップハルを採用。航行中は空気のクッションによって衝撃を和らげると同時に、水との抵抗を減らすことにより、スピードと燃費の向上に大きく貢献します。また、空気を含んだ水が船尾を押し上げて安定したトリム姿勢を保つため、ほぼハンプを感じることなく加減速することが可能。最大搭載馬力(250馬力船外機×2)を搭載した場合のトップスピードは、驚きの45ノット超を誇ります。

さらに、920エクスプローラーMAXは、ファミリーでのクルージングやマリーナステイを楽しむことができる高い居住空間を持ちながら、アフトコクピットの広さも魅力。ここは、コクピットテーブルをセットしてゲストとともにオープンエアで食事をしたりするには最適なエリアです。加えて、国内仕様は、標準で海水供給式イケスやアフトステーションも装備されていますので、本格的なフィッシング目的でも満足いただける、マルチに遊べるモデルとなっています。

 

(タイトル画像説明)
パーカー920エクスプローラーMAXの最大搭載馬力は250馬力船外機×2。ステップハルとの組み合わせにより、トップスピードは45ノットオーバーを誇ります。

 

フルフラットで広々したアフトコクピットは、本格的な釣りにも対応。国内仕様は、海水供給式のイケスやアフトステーションも標準で装備されています。

 

サンルーフを配した広くて明るいメインサロンは、操船席後方にギャレーも装備し、居住性の高さが魅力。バウにはVバースも用意されていて、マリーナステイも十分楽しめます。

 

船首のドア付きVバースエリアには個室マリントイレを装備。Vバースはクッションを敷いてフルフラットにすることができます。

 

広いアフトコクピットスペースにはL字形ソファとテーブルを配置。ゲストを招き、オープンエアでのランチなどにもうってつけですね。

 

パーカー920エクスプローラーMAX
●全長:9.95m
●全幅:2.80m
●艇体質量:3,100 kg 
●定員:10 名 
●最大出力:350 馬力船外機×1、
250 馬力船外機×2 
■価格:3,350万円(オプション込み)
※マリンエアコンおよび3キロワットイン
バーター含む。オプション増減相談可

 

(問)オカザキヨット
TEL:045-770-0502(横浜事務所)/0798-32-0202(西宮事務所)
https://okazaki.yachts.co.jp/

 

(まとめ=『BoatCLUB』編集部 写真提供=オカザキヨット)

 

 

 

↑↑Kazi Movie「パーカー920エクスプローラーMAX」紹介動画もチェック!

 


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