“パドル”と呼ばれる櫂を使い、水の上を自由に、自在に移動する小型舟艇、カヌー。地球を取り巻く環境悪化が問題視されているいま、この人力だけを頼りに自然と遊ぶパドルスポーツが、以前にも増して注目を集めています。
四方を海に囲まれ、数多くの湖や川を有する日本は、カヌーを楽しむ愛好家にとってはまさに楽園。
『CANOE WORLD(カヌーワールド)』は、そんなバラエティー豊かで美しいフィールドを舞台に、だれもが本気でカヌーワールドを楽しむことができる誌面作りを目指しています。
ビギナーからベテランまで、親愛なるすべてのパドラーに捧げる雑誌、『Canoe World』VOL.21が9月24日に発売されました。
未曽有のコロナ禍において、さまざまなジャンルで関心を集めているのが“ソロ”というスタイル。いろいろなことを単独で、マイペースで楽しむ人が増えています。
今回の巻頭特集は、そんな“ソロ”をテーマに、自分なりのプラスアルファを加味して積極的に楽しむパドラーにスポットを当ててみました。さらに、別コンテンツではソログッズの最新事情に加え、ソロにおける安全対策などなど、さまざまな角度からソロというスタイルを掘り下げています。
小特集としてピックアップした「セーリングカヤックは楽し!」は、パドリング+帆走の可能性を探った、専門誌ならではの内容。
カヌーやカヤックにとって風は大敵ですが、そんな“風”という自然の力を推進力として積極的に活用したセーリングカヤック(カヌー)の魅力を探りました。
「CW厳選! フィールドガイド」は、『カヌーワールド』のなかでもとくに人気のコンテンツ。今回は全国の4フィールドに加え、間近に迫る紅葉のスポット&来春に向けたお花見スポットも一挙に公開しています。
紅葉&お花見スポットは、観光地として毎年多くの人が訪れる名所にもなっていますが、水上から眺めるその風情は、陸上から眺めるのとはまた違った素敵な趣があるものです。ぜひ、記事を参考にして訪れてみてください。
『カヌーワールド』名物のインタビュー記事、「水辺の漕ぎ語り」。
今回は、創業から実に50年を数えるアオキカヌーワークス代表の青木 勇さんにご登場願いました。 長きにわたって同社を率いてきた青木さんの漕ぎ語りは、日本のカヌーの歴史とも重なります。
シーカヤッカーでサーフスキーを乗りこなし、オーシャンレーシングの日本代表選手にも選ばれている芳地直美さんの人気連載「芳地直美のプカプカ水上散歩」。
意外なことにリバーカヤックに関しては本格的乗ったことがなかったという芳地さんが、東京は御岳へと出向いてダウンリバーに挑戦しました。普段とは違うパックラストとダッキーでの水上散歩はいかに?
「ファルトボートに首ったけ!」は、毎回『カヌーワールド』編集スタッフが持ち回りで記事を書くスタイルで人気の旅連載です。
今回は、荒川上流の長瀞を舞台にしたダウンリバーがテーマ。前日入りしてキャンプも楽しみつつ下った長瀞のその顛末は……派手な沈はご愛敬。いざ、流されて御免!
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その他にも魅力的なコンテンツが目白押し! ぜひこの機会に『カヌーワールド』VOL.21を、お手に取ってみてください。
(文=『カヌーワールド』編集部 写真=舵社/宮崎克彦、西沢あつし)
『カヌーワールド』VOL.21
●サイズ:A4
●ページ数:152ページ(カラー135ページ・モノクロ17ページ)
●価格:1,200円+税
●発行:舵社
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