洋食屋さんの定番メニューのひとつ「ポークチャップ」。豚肉をソテーしてケチャップで味付けする、というお料理ですが、隠し味にあるモノを使います。
それはジャム!今回はマーマレードを使って、さわやかに仕上げました。講師の西原佳江さんによると、柑橘系のジャムがおすすめとのこと。また、材料のワインは料理酒でも大丈夫ですよ。ヨットやボートの上ではなるべく洗い物を減らしたいですから、あらかじめカットされている豚肉を買えば、まな板を使わずに済みます。ぜひ赤ワインと一緒にどうぞ。
【材料/直径20cmのフライパンで2人分】
・豚肩ロース肉(厚さ1〜1.5cm)……300g
・塩……少々
・こしょう……少々
・ケチャップ……大さじ1
・ジャム(マーマレードやアプリコットなど)……大さじ1
・ワイン(赤でも白でも可)……大さじ1
・しょうゆ……大さじ1/2
・ベビーリーフまたはサラダ菜……適量
・サラダ油……適量
【手順】
1.豚肩ロース肉の両面に塩こしょうを振って、下味をつける。フライパンを中火で熱して、油を引く
2.今回は肉の量が多いので、半量ずつ焼く。肉の両面に焼き色がつき、中まで火が通ったら取り出しておく。もう半分の肉も焼く
3.ケチャップ、ジャム、ワイン、しょうゆをボウルなどで混ぜてタレを作る。肉が全て焼けたら、フライパンに肉を戻して弱火にし、タレを加える
4.タレを肉全体にからめるように煮詰め、とろっとしたら出来上がり。皿に盛り、好みの葉物野菜を添えたら完成
この記事は、月刊『Kazi』2021年12月号の「船上料理の達人」を再編集したものです。
(文=Kazi編集部/森口史奈 写真=舵社/宮崎克彦 監修=西原佳江)
あわせて読みたい!
●4/5発売、月刊『Kazi』5月号/特集は「行こう 絶景の海へ」