フランスの家庭料理「フリカッセ」をご存じでしょうか? 見た目が白いため「白い煮込み」と呼ばれる一品です。
講師の西原佳江さんいわく「本来は生クリームで作るものですが、今回はヨットでも簡単に作れるように、パン屋さんやインターネットで購入できる常温保存可能な牛乳とバターを使います」とのこと。常温保存できる牛乳は、ヨットやボートのギャレーで料理するにはもってこいの便利アイテムです!
ゲストのおもてなしにもぴったりでおしゃれな料理ですが、作り方はとっても簡単。白ワインと一緒にめしあがれ。
【材料/直径20cmのフライパンで3~4人分】
・鶏もも肉(唐揚げ用)……300g
・舞茸……1パック
・オリーブ油……大さじ1/2
・常温保存可能な牛乳(冷蔵の牛乳でも可)……200ml
・バター……40g
・塩……小さじ1/2
・こしょう……少々
【手順】
1.鶏もも肉に塩とこしょうを振って下味をつける。直径20cmのフライパンに皮目を下にして肉を並べ、強火にかける。油は不要
2.皮目がパリッときつね色に焼けたら、キッチンペーパーに取り出す。後で煮込むため、裏側は生っぽくてもよい
3.フライパンの油を拭き取り、オリーブ油、舞茸を入れて、香りが出るまでさっと炒める。①の鶏もも肉と牛乳を加え、水分が2/3くらいになるまで中火で煮込む
4.バターを加えてよく混ぜ合わせ、とろりとしたら器に盛り付ける。お好みで黒こしょうを振ったら出来上がり
この記事は、月刊『Kazi』2021年10月号の「船上料理の達人」を再編集したものです。
(文=Kazi編集部/森口史奈 写真=舵社/宮崎克彦 監修=西原佳江)
あわせて読みたい!
●バルクヘッドマガジンとコラボ!「セイルがつなぐ未来2」開催