堅牢で美しい究極の人工デッキ材/エステックデッキ

2022.09.29

天然のチークデッキにあこがれるものの、いざ導入するとなったらメンテナンスは決して楽ではない。それならば、メンテナンスが容易なビニール系素材(PVCやEVA)のイミテーションチーク素材はあるけれども、なかなか自分のイメージどおりの製品が見つからない。。。

そんなモヤモヤを抱えているボート&ヨットオーナーに朗報! 今回紹介する「エステックデッキ(Esthec Decks)」は、美しく、手間いらず、そして耐久性の高い新時代のデッキ材なんです。

デッキの貼り替えを検討中の方に、ぜひともおすすめしたい秀逸な人工デッキをご紹介します。

 

オランダ生まれのエステックデッキは、ヨーロッパの高級大型艇市場で75%以上の圧倒的なシェアを誇るデッキ素材。仕上がりの美しさはもちろん、長期間劣化しにくい耐久性が魅力となっています。

メンテナンスはきわめて用意。適度な水洗いを継続するだけで10年以上美観を保つという堅牢さとメンテナンス性の高さは、天然のチーク材を大きく凌駕するところとなっています。

 

人工素材なので、木目にこだわることもなく、カラーやデザインは自由自在。シート12色×ライン5色の60パターンが定番となっていますが、特注することもできるので、ほとんど無限の組み合わせが可能となっています。

 

FRPに天然繊維やミネラル、カラー顔料など、25種の成分で構成された特殊な樹脂をコーティングしたパネル状のデッキ素材。1ユニットは2×3mのパネルで、これをデッキ形状に合わせてカットし、強力なエポキシ接着剤で接合します。

 

NCルーターでラインを加工中のエステックデッキ。掘ったラインの溝を異なる色の樹脂で埋めて、ベルトサンダーで削るときれいなラインができます。

 

補修作業中。エステックデッキの表面が傷ついた場合は、パネルの交換ではなく、同じ樹脂素材を使って簡単にピンポイント補修できるのも便利な点です。

 

ポゴ36の施工例。上写真が施工前、下写真が施工後。

実際に愛艇に施工したオーナー氏によると、「天然チーク材と遜色のない仕上がりで、触らなければ人工素材とはわからないほど。ビニール系素材のように剥がれたりすることもなく、天然チークのようにやせてくることもない。多少の汚れなら家庭用の高圧洗浄機ですぐにきれいになります」と、大満足のご様子。

 

エステックデッキの紹介や解説、仮組み、施工までがよくわかる動画をぜひご覧ください↓↓

 

(問)マリーンテック
TEL: 092-882-2618
Email: info@marinetech.jp
https://www.marinetech.jp/esthec/

 

(文=福留秀人、写真提供=マリーンテック)

 

月刊『Kazi』2022年9月号にも詳細記事を掲載。ぜひご覧ください!

 


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