ザトウクジラの観察地として知られる沖縄の海。
沖縄のホエールウオッチング協会の登録艇は51艇あるが、特に宜野湾港マリーナから出発するホエールウォッチングツアーは、慶良間諸島へ続くチービシ(慶伊瀬島/けいせしま)や残波岬など、ザトウクジラを観察できる海域に近く、目撃率の高さに定評があるのだ!
1月から3月の期間は、ザトウクジラが出産、子育てのために沖縄の海にやってくる。さらに子育て中のメスにアプローチするオスもやってくるので、沖縄はザトウクジラ天国となる。運がよければ4月の第1週くらいまで見ることも可能だそう!
宜野湾港マリーナ
ホエールウオッチング協会の登録艇はマリーナの東側にあります
このノボリが目印です
〈アドベンチャー号〉に乗って、宜野湾港マリーナ発、ホエールウォッチングツアーに出発! 右から梅原未紗樹さん(宜野湾港マリーナスタッフ)、林 辰之介さん(宜野湾港マリーナハーバーマスター)、大城真奈美さん(ラ・マーレ代表)、吉里 仁さん(キャプテン)、吉里 駿さん(補佐)
ザトウクジラのパフォーマンス
スタッフより先にクジラを見つけると景品がもらえます♪
ザトウクジラの体の名称を勉強しましょう
クジラを見つけたときの合言葉は「発見!」。方位は時計方位で伝えます。ヨット・ボートと同じですね
吉里キャプテン(右)と大城さんがザトウクジラを探します!
発見!
子育て中のザトウクジラの親子は水深100m以浅の浅い海を好むので、ホエールウオッチングが可能となります
黄色い旗がホエールウオッチングのフラッグ。赤い旗はホエールスイム艇であることを示します
吉里キャプテンが航海計器を使用してクジラの位置を予測
ザトウクジラの潜航シーンを連続写真で見よう!
クジラを間近で見られる船首は人気の場所
尾びれの模様は指紋のように個体ごとに違う
3時間のクルーズで、存分にザトウクジラを観察できました!
吉里キャプテン、ありがとうございました!
開催期間:2025年1月4日(土)~3月31日(月)
集合場所:宜野湾港マリーナ内、水色の屋根の建物前 ※ホエールウォッチングののぼりが目印
集合時間:出港の30分前
出港時間:午前便 9:00出港/午後便 13:00出港
所要時間:約3時間ほど
参加費用:大人(12歳以上)8,000円、子ども(4~11歳)6,000円
オプション:360度見渡せる8席限定の2階席(追加で2,000円の支払い)
申し込み:ご利用日の90日前からの受付
持ち物:防水・防寒対策の洋服 ※水しぶきや風など、天気によっては寒い日もあり
注意事項:安全の観点から、妊婦と3歳以下の子どもの乗船は認められない
(問い合わせ) 宜野湾港マリーナ 管理事務所
TEL: 098-897-7017
E-mail: info@ginowan-marina.com
https://select-type.com/rsv/?id=2HbWWiv5d9Q
(文・写真=中村剛司/Kazi編集部)
※関連記事は月刊『Kazi』2025年9月号に掲載予定。バックナンバーおよび電子版をぜひ