今人気急上昇中のアマダイを、エサとルアーの両方でねらってみよう、ということで館山湾に浮かびました。当日は思ったよりも風があり、長時間の釣りができないかもと不安でしたが、なんとアマダイのほかにカイワリ、カンパチ、アオリイカが釣れ、すばらしい釣果に恵まれた一日となりました。(『BoatCLUB』編集部)
●日時:2024年12月
●場所:千葉県・沖ノ島沖
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:アマダイをエサとタイラバの両方で釣ってみようという企画の最中。エサではカイワリとアマダイが釣れ、タイラバではカンパチが釣れた。その後、少し時間があったので浅場へ移動し、ティップランをやったら良型のアオリイカが釣れた。予報よりも風の強い一日だった。
砂地のエリアを広く流す
序盤に流した水深60メートル台のエリアは、海底地質の判別結果としては砂だった。GPSチャートの等深線に対して斜め方向に横切る=徐々に浅いほうへとボートが流れた
アマダイが釣れたエリア
水深70メートル台では砂と泥を交互に判別表示した。GPSチャート上のPTマークは過去のアマダイの実績ポイントであり、今回の2尾もこの付近で釣れ上がった
カンパチが釣れたエリア
ルアーで良型のシロアマダイを意識しながら攻めたエリアで、海底地質は砂と礫(れき)を判別表示していた。このエリアではカンパチがヒットしたが、魚探画面にはそれらしき反応は映っていなかった
この日のファーストフィッシュは、なんと約30センチのカイワリ
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2025年2月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。