ボートで遊んでみたいと思っている、ボート免許を取ったけれども乗る機会がない・・・そんなふうに感じているエントリーユーザーを対象にした新しいスタイルの体験&試乗会が「はじめよう海。乗ってみようボート。」だ。
輸入艇ディーラー、マリーナ、メディアといった関係者が手弁当で集まり、初めてこのイベントを開催したのが、昨年の9月のこと。大変な盛況を博したが、継続的にこういった草の根の普及活動を続けていくことが大切なことは言うまでもない。
そこで今年は5月と9月に2回の開催を企画。5月21日(土)と22日(日)の2日間、横浜ベイサイドマリーナで2回目となるイベントが実施された。
初日の土曜日は午前中は雨模様だったものの、2日目は朝から晴天が広がる絶好のボート日和。ヤマハFR-23、アイロンマリンAMX-34、ボストンホエラー220ダントレス、トヨタ・ポーナム28V、スズキマリン・フェイバスの5艇(右から)が試乗艇として用意された。
試乗は事前予約制をベースに、空きがあれば当日受付も可能。特に2日目は1回約1時間の試乗が、各回ともほぼ満員という大変な盛況となった。また、乗船前には検温と消毒を実施し、マスクの着用をお願いするなど、新型コロナウイルス対策にも配慮している。
ユニマットプレシャス、ハウンツ、リビエラリゾートの各社のスタッフが、フルアテンドしてくれる。「販売を目的とした展示会」ではなく、あくまでも海やボートの楽しさを知ってもらうことに意味を置いた貴重な取り組みだといえるだろう。
参加者の人気を集めていたトヨタ・ポーナム28V
キャビン付きのポケットクルーザー、ヤマハFR-23
ボート免許を取ったばかりだという女性参加者。実際に海に出て、ボートのステアリングを握ることができ、大満足の様子だった。
とにかく参加者の笑顔が印象的なイベント。ここから、それぞれのボートライフが始まってくれればと願うばかりだ。
家族連れの参加も多かった。ファミリーで楽しめる共通のアクティビティー、それがボーティングの魅力でもある。
会場の横浜ベイサイドマリーナは、アウトレットモールを併設しているほか、日曜日には「Y.B.マリーナマルシェ」というイベントも開催されていた。そのため、イベントを当日に現場で知り、まったくボート経験がない多数の方々にも、実際にボート体験をしてもらうことができた。5年先、10年先を見据えて、こういった「実体験」が感動や夢を与え、いつかボート遊びに触れるきっかけになってくれたらと思う。
photo by Kensuke Fujisato / Unimat Precious
photo by Mitsuru Ishii / Unimat Precious
photo by Mitsuru Ishii / Unimat Precious
photo by Kensuke Fujisato / Unimat Precious
「はじめよう海。乗ってみようボート。」は、次回は9月10日(土)、11日(日)に、同じく横浜ベイサイドマリーナで開催を予定している。また新たな発見と出会いがあることが、今から楽しみでならない。イベント情報は、イベントのホームページやフェイスブックページで、ぜひご覧いただきたい。
はじめよう海。乗ってみようボート。
●公式サイト
https://www.onlineboatshow.jp/newcomer
●フェイスブックページ
https://www.facebook.com/startboating/
(文=舵社/安藤 健 写真=舵社/宮崎克彦)
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