潮風を感じるアートに出合う/ハヤママリンギャラリー(横浜)

2021.02.15

日常生活のなかでも、潮風を感じることができたなら──海や船をモチーフにしたアート作品が、そんな潤いのある暮らしをもたらしてくれるはず。

昨年6月、横浜ベイサイドマリーナに隣接する商業施設「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」がリニューアルオープンしたが、そのタイミングに合わせて、「ハヤママリンギャラリー」横浜ベイサイド店がオープンしたのをご存じだろうか。

もともとは葉山に本店ショールームがあり、その絶妙な品ぞろえが、ヨット・ボート乗りの心をくすぐってきた。今回の新店舗は、横浜ベイエリアの最注目スポットという立地にあることから、展示・販売される作品を通じて、海や船の世界をたくさんの人たちに知ってもらい、興味を持ってもらうためのエントランスになるに違いない。

 

店内には、写真、家具、金属工芸品など、海や船をモチーフにしたアート作品が並ぶ。ヨットやボートに親しんでいる方であれば、必ずググッとくる作品に出合えるはずだ

 

ギャラリーの展示の中心となるのは、フランスの海洋写真家であるフィリップ・プリソン氏の作品群。セーリングシーン、海洋生物、海など、独自の視点で切り取った作品は、世界中で高い評価を受けている。展示・販売されている作品は、テーマにあった額装がチョイスされているのもうれしい

 

フランスのラ・ステルヌ社の彫刻家具。クジラやイルカがモチーフとなっており、デザインセンスのよさを感じる。写真のイスは、もちろん座り心地も抜群だ

 

こちらは、木製のペンギンの置物。材料はマホガニーで、なんともかわいらしい。店内では、いろいろなポーズをしたペンギンたちに会える

 

イルカやヨットをモチーフにした、ハノーバーハウス社製のメタルオブジェ。大小さまざまなタイプのものが展示・販売される。大切な人へのギフトにもぴったり。島精機カップヨットレース(和歌山県)では、上位入賞者に、このメタルオブジェを加工したトロフィーが贈呈されているそうだ

 

横浜ベイサイドマリーナでは、4月に「ジャパン インターナショナル ボートショー2021」の開催も予定されている。お近くにお越しの際には、ぜひ一度立ち寄ってみていただきたい。

なお、同ギャラリーには、ベネトウやラグーンのディーラー業務を行っている、ファーストマリーンの横浜ベイサイドマリーナ店が併設されている。

 

(文=舵社/安藤 健 写真=舵社/山岸重彦)

 


ハヤママリンギャラリー 横浜ベイサイド店

〒236-0007
神奈川県横浜市金沢区白帆5-2-1 街区1階10700
営業時間:10:00~18:00(火曜定休)
TEL: 045-352-8211
http://www.hymmarine-g.com/


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