ヨット・モーターボートの専門月刊誌『Kazi』は毎月5日発売。3月号の表紙は、連載「海ガールはじめました!」の撮影でお世話になった、奄美大島(鹿児島県)の〈Qni〉(デュフォー・アルページュ30)です。奄美大島から加計呂麻島へ、南国の入り江を巡る冒険に出かけます。
巻頭特集は「資格でもっと楽しむマリンライフ」。ヨットレースの運営やアンパイア、ヨットスクールの技術認定、ボート免許、気象予報士などなど、海や船に関するさまざま資格の内容と取得方法を紹介します。
注目記事は、単独世界一周レース「ヴァンデ・グローブ」のトップ争い。DMG MORIセーリングチームの白石康次郎さんも奮闘しています。第36回アメリカズカップの前哨戦、ワールドシリーズではフォイリングモノハルAC75の大迫力のレースが行われました。
愛知県のシーガルヨットクラブ復興記、鈴木晶友さんのノルマンディ・チャネル・レース挑戦など、若者が活躍する記事もそろいました。
クルージング愛好家は要チェック。日本有数の規模を持つ青木ヨットスクールの校長・青木 洋さんの新連載「外洋ヨットの基本技術」がスタートしました。ほかにも気象に関する記事や、ニューペックスマートでの航海計画など、クルージングに役立つ記事も盛りだくさん。
アメリカズカップに3回挑み、日本のヨット界を率いた山崎達光さんが昨年12月に亡くなったことを受け、仲間たちがその記憶をたどる追悼記事も掲載しています。
ニューモデル試乗は「デュフォー430」「ベネトウ・スイフトトローラー41セダン」「サスガ・メノルキン34HT」。英国のモス級ビルダー・マグワイアボート探訪記もあります。
海ガールは「奄美大島から加計呂麻島へ(表紙)」、中年3人組は「アクタスをけん引して日本三景の天橋立へ」。ぜひご一読ください。
3月号には、全国48カ所のマリーナを美しい写真とともに紹介する別冊付録として「マリーナ&マリンクラブセレクション2021」が付いています。あなたのホームポートも載っているかもしれませんよ!
(文=Kazi編集部 トップ写真=Shigehiko Yamagishi / Kazi)
『Kazi』2021年2月号
●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:192ページ
●価格:1,091円+税
●発行:舵社
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