9/5発売、月刊『Kazi』10月号|特集は「相棒は、デイセーラー」

2023.09.04

 

西伊豆を航く、野村直也オーナーのデイセーラー〈マリオン〉(アレリオン30)

COVER PHOTO / Kaoru Soehata (Photowave)

 

 

 

今月号の見所解説動画はコチラ!

 

 

相棒は、デイセーラー

全てのオーナーにとって、自分のヨットは「相棒」である。
ことデイセーラーとなると、1人や 2人と少人数で乗る機会が多く、
大人数で乗るヨットとは趣が異なって、
より相棒感が強まるのではないだろうか。
今日のデイセーラーがたどった
歴史と変遷を振り返りつつ、定義を考察する。
こだわりの相棒とともに
ヨットライフを楽しむオーナーたちも紹介しよう。
そう、それはオーナーに
そっと寄り添う1艇なのである。

 

 

デイセーラーの意図と歩み、そして相棒論

デイセーリング自体は、どんなジャンルのヨットでもできるものだが、
それに特化したデイセーラーは、どのような進化を遂げてきたのか。
そしてそれは乗り手に、どのような意識を要求するものなのか。
デイセーラーをこよなく愛する北橋義孝さんに、
それらを含めた、デイセーラーの相棒論を記していただいた。

 

 

乗りたいときに自由に乗る、最初の愛艇にデイセーラーを選択

ヤマハマリーナ沼津を拠点にする野村直也さんは、
セーリングを楽しむならデイセーラーしか考えられなかったと話す。
待ちに待って手に入れたアレリオン30〈マリオン〉は、
野村さんにとって、10年先も20年先も、
末長く“相棒 ”として乗り込んでいきたい 1艇なのだ。

 

 

クラブレースも楽しむ派の
肩肘張らない柔軟な付き合い方

鎌倉広俊さんの愛艇〈カマーチョ 3〉(サフィアSe33ライフ)は、
ヨーロピアンヨットオブ・ザ・イヤー2022ウイナーだ。
木造モーターセーラー、木造デイセーラー、
最新デイセーラーと艇を乗り継いできた鎌倉さんは、
自分なりのセーリングを最大限楽しんでいる。

 

 

岡田/吉岡が470級ワールドチャンピオンに!

4年に1度のセーリング世界選手権で、男女混合470級の岡田奎樹/吉岡美帆
(トヨタ自動車東日本/ベネッセホールディングス)が金メダルを獲得した。
さらに、同種目の磯崎哲也/関 友里恵(ヤマハ発動機)が銅メダルを、
同時開催のパラ世界選手権では男子ハンザ303級で
丹羽 巧(タイセーハウジング)が銀メダルという成績を収めた。

 

 

白石康次郎、ファストネットレースを完走

DMG MORIセーリングチームはIMOCA60〈DMG MORI Global One〉の大型リフィットを終え、
2023シーズンを本格始動させた。初戦のロレックス・ファストネットレースを完走した、
スキッパーの白石康次郎さんにインタビューを行った。

 

 

カームのち20ktオーバー 伝統のロング、パール

54艇がエントリーした第64回パールレース。
10時間を超えるカームが訪れるも、最後は20kt強の風が吹き込み
結果としてダイナミックな展開となった。
今回は、 パールレース フィニッシュ側実行委員会の福島 望さんに
運営目線でのパールレース講評をいただいた。

 

 

相模湾を駆け抜ける 真夏のトラサガ、到来!

相模湾横断レースである、トランスサガミヨットレース。
“トラサガ ”の愛称でセーラーに知られるビッグイベントである。
土曜日に静岡県知事杯石廊崎レースと前夜祭、
日曜日10時にトラサガがスタートというパッケージもおなじみに。
真夏の祭典、トラサガに今年も行ってきました!

 

 

銀河帆走の夜/魅惑のナイトクルージングマニュアル

夜空に広がる満天の星、昼間のように海面を照らす月の道。
夜光虫の青い揺らめき、すべてを飲み込む曇天新月の漆黒。
セーラーの心を魅了する夜間航海=ナイトクルージング。
子どものころに夢中で読んだ『銀河鉄道の夜』になぞらえ
闇夜を進む、あなた自身の冒険が始まります。
銀河ステーションから、白鳥座、プリシオン海岸、
そして南十字星をまわったジョバンニとカムパネルラのように
きらめく星々の海へ、銀河帆走へ出かけましょう

 

 

航海計器がもたらす優雅で神秘的な夜間航海/AISとレーダーの考察

東京夢の島マリーナにて、AISやレーダーを完備し、安全に夜間航海をされている蜂谷 貴さん。
夜の海を走る上で大切なことと、AISやレーダー機器の使い道について詳しくお聞かせいただいた。

 

 

第64回 全国高等学校ヨット選手権大会

台風 7 号のため丸 1日レースができなかったインターハイだが、
運営スタッフの尽力で予定の 7レース中 6レースを完了した。
さまざまなドラマが生まれたレガッタのレポートを、和歌山現地から
お届けする。今年も男子は霞ヶ浦高校が強かった !

 

 

ラオスのメコン川、癒やしの旅

母なる大河、メコン川。
中華人民共和国南西部に源を発し、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムを潤しながら、
南シナ海に注ぎこむ全長4,350km。東南アジアでは最長で、アジア全体では7番目に長い川だ。
緑深いラオスのメコン川を28人乗りの〈Sabaidee Pandaw(サバイディー・パンダウ)〉でたどる。
少数民族を訪れ、数々の寺院を巡った10日間。
船旅という快適な環境のもと、出会った人々の優しい笑顔とメコン川の流れに新たな活力と安らぎを見出した。

 

 

海ガール/桟橋付きリゾートホテル♪ 長崎西海沖、遊覧滞在記⓵

いつも編集部の無茶振りに応じるあやはさん。
そんな海ガールを労う夏休み企画第1弾は、長崎県のステキなホテルの滞在記。
桟橋付きの、ボートで行けるリゾートホテルをご紹介します!

 

 

ニューモデル艇紹介は、3艇です

 

ヨット「エランE5」

 

ヨット「ハンゼ460」

 

ボート「サンシーカー 65スポーツヨット」 

 

ページ末に各ボートの解説動画があります!

 

月刊『Kazi』2023年10月号、ぜひご一読ください。

 

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(文=Kazi編集部)

 

月刊Kazi10月号

●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社

 

 

エランE5の解説動画はコチラ↓

 

ハンゼ460の解説動画はコチラ↓

 

サンシーカー 65スポーツヨットの解説動画はコチラ↓

 

 


あわせて読みたい!

●男女混合470級 岡田/吉岡、世界を制す。次はアジア大会金メダルへ

●第64回パールレース、速報。〈サマーガール〉IRC総合優勝

●『Kazi9月号』表紙&特集の制作舞台裏

 

 


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