冬を制する者が海を制する──マリンレジャーをディープに楽しむ方々が揃えて口にする格言だ。
そんな冬でも海上に飛び出す船乗りたちに紹介したいのが、日本が誇るウエットスーツブランド「Fine Equipment(ファインエクイップメント)」が提供する強力な防寒アイテム、ロングラップコートである。
同社製のウエットスーツの生地に使用されている、クロロプレンゴム製のマリンロングコートだ。
東京2020オリンピック男子470級日本代表の外薗潤平さんも愛用中のこのコート。抜群の保温性能を誇るFine Equipmentのウエットスーツの生地が使用されている
photos by Fine Equipment
このコートは、特にRIBなどのオープンボートで長い時間を過ごす人たちにとって、非常にタイムリーな存在となる。
サッカーや駅伝など冬場のスポーツでよく見るのが、控えの選手やスタッフがロングコートを羽織り、
写真は練習をサポート中の小泉颯作さん。トップセーラーも重宝する、防風性、耐水性、保温性に優れた強力な防寒着だ
photos by Fine Equipment
防水性能を検証してみる。ジャブジャブ水を浴びてもコートの内側には浸水せず。これは優秀
実際に使用してみるとその温かさに驚く。これは生地の高い断熱性によるものだ。
また軽量で伸縮性もあるので着心地もよく、長時間着用しても負担が少ない。
そして大きなポイントとなるのは、コートの内側の温度が放熱されないので、中の着衣が濡れていても暖かさが保たれること。
冬場に練習する学生ヨット部の方々のように、全身ズブ濡れになりながら待機時間を過ごすような人にとって、このコートは心強い味方になるだろう。
細部にも実用的な多くの工夫が施され、ウエットスーツブランドのこだわりが詰め込まれた一品となっている。
手首の絞りにはベルクロを採用。冷たい空気の流入を防ぎ、袖丈の調整もできる
ポケットには水の排出孔が設けられている。生地の防水性能が高いので、このような工夫も必要になるわけだ
そんな強力な防寒マリンウエアとしての機能を持ちながら、シルエットをスタイリッシュにまとめているのもこのコートの特徴の一つ。
都会のビルを背景にしても自然に溶け込むクールなシルエット。着心地も快適だ
冷たい海風や都会のビル風も、これを着ていれば問題なし。
今年の冬は海も陸も、このロングラップコートで制してみせよう。
●サイズ:A(女性や身長170cmくらいまでの男性)、B(大柄な男性)
●価格:49,500円
(問)KI WORKS
https://www.fine.equipment.com
(文・写真=川野純平/舵社)
※本記事は月刊『Kazi』2024年1月号に掲載された記事を再編したものです。バックナンバーおよび電子版をぜひ
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