12/5発売、月刊『Kazi』2024年1月号|特集は「海で働く」

2023.12.04

『Kazi』2024年1月号の表紙は、日本が誇るヨットビルダーのひとつ、小豆島の岡崎造船

COVER PHOTO / Ayaka Ookuma

 

第1特集 海で働く

一朝一夕には身に付かないもの、それがシーマンシップ。ヨットやボートを愛する皆さまは、一般の人々が得られない海で生きる術=シーマンシップを時間をかけて体得しています。
ならば、せっかく得た海の知識、技術を生かした仕事に就いてみる……。日本のマリン業界で業を営む企業の社長4人による座談会から、各業種のやりがい、求められる資質、さらには新人のキラキラ光る志まで。特集末には、現役学生100人による就活データも掲載します。
マリン業界で働く人生──海で働く、その道を考えます。

 

 

マリン業界社長座談会 海の仕事に求められる資質

造船業から岡崎造船の岡崎英範社長、ディーラーからはファーストマリーンの藤本 伸社長、セールメーカーからノースセール・ジャパンの鹿取正信社長、そしてメディアから舵社の植村浩志社長。
各マリン業界の4社長による、リモート座談会を開催。
マリン業界の社長たちが求める素養、資質とは?

 

 

マリンの仕事その1 ヨットビルダー|岡崎造船

●創業93年の造船技術 その継承が使命!

海で働く、ヨット界で働くということを思い浮かべたとき、まっさきに想像する仕事とはなにか。
それはきっと、ヨットそのものを造る仕事、造船業なのではないだろうか。

 

 

マリンの仕事その2 セールメーカー|ノースセール・ジャパン

●自分たちの仕事が体感できる形になる

いま現在、神奈川県・横浜市にあるノースセール・ジャパンの本社ロフトに勤務している20代の社員は2人。
それが今回お話を伺った川村 岳さんと行則啓太さんである。

 

 

マリンの仕事その3 輸入艇ディーラー|ファーストマリーン

●販売した船がお客さまの愛艇になる

フランスのベネトウグループ製プレジャーボートの輸入販売を手掛けるファーストマリーンでは、7月に藤本 伸さんが社長に就任。
10人の社員を束ねる愉快な新社長に話を聞いた。

 

 

大学生ヨット部&若手セーラー100人に聞いた
マリン業界意識調査アンケート!

まさに今この瞬間、ヨットに熱く燃えながら、人生の航海計画を立てている若きセーラーたちは、「ヨットに関わる仕事=マリン業界」で働くことについてどう考えているのだろうか? 100人へのアンケートを実施しました!

 

 

白石康次郎、トランザット・ジャック・ヴァーブルを完走

ダブルハンド大西洋横断レース「トランザット・ジャック・ヴァーブル」が、2023年で30周年を迎えた。
白石康次郎さんがスキッパーを務めるDMG MORIセーリングチームは、今回、初出場。〈DMG MORI Global One〉は、最高の仕上がりでレースを迎えることになったのだが……。
現地で見た大会の様子をレポートします。

 

 

〈ミランダ〉の木村啓嗣さん、世界一周航海へ再出航

2023年10月22日、ヨットによる単独無寄港無補給世界一周の日本人最年少記録に挑戦する木村啓嗣さん(24歳)が乗った〈ミランダ〉(X-41)が、新西宮ヨットハーバーを後にした。
2022年11月に一度目の挑戦をしたものの、出航3日目に計器トラブルのため中止を決断。
それから1年、念入りに準備を進めての再出航となった。

 

 

廃棄ヨットの復活に馬艦船の伝統を吹き込む

 「舟楫(しょうしゅう)を以て万国津梁(ばんこくしんりょう)となす」という言葉がある。
550年もの昔、「舟楫(船と舵)によって、万国の津梁(架け橋)になろう」と銘に刻み、世界を相手に海へ乗り出した人々の言葉だ。
その国は琉球、現在の沖縄。日本の南洋に栄えた彼ら海洋民族の用いた船、技術はどのようなものだったのか。
廃棄寸前のヨットを直しながら現地のセーラーと交流し、沖縄のセーリングの現在と、馬艦船(まーらんせん)をはじめとする歴史を体験してきた。

 

 

早稲田大学が総合4連覇/第88回 全日本学生ヨット選手権大会

福岡での9年ぶりの全日本インカレ団体戦は、当時の再演かのごとく、早稲田大学が両クラス制覇の完全優勝を遂げ、博多湾に臙脂(えんじ)色の部旗を揚げた。
そしてそれは、同志社大学が1985 〜 1988年に達成して以来、35年ぶりの総合4連覇という新たな歴史を作ったのである。

 

 

全国ヨット部名鑑/西南学院高校ヨット部

全国のヨット部を取材する連載企画、今月は福岡県・福岡市ヨットハーバーで活動する西南学院高校ヨット部を紹介します!

 

 

海ガール/崖の下のフィッシャリーナ? 宮川湾のスローライフ(前編)

矢口あやはさんは今回、みうら・宮川フィッシャリーナにやってきました。
2023年10月に開催された「第26回 横浜ベイサイドマリーナオープンヨットレース」。そのオープンクラスBで1位に輝いた〈トールボーイ〉(ヤマハ23)の拠点とのこと。
『崖の上のポニョ』ならぬ、崖の下のステキな場所へやってきました。

 

 

ニューモデル艇紹介は2艇です

 

ヨット「ベンテ28」

 

 

ボート「ベネトウ・グランツーリスモ45」

 

ページ末に各ボートの解説動画があります!

 

 

1月号には特別付録も!

 

別冊付録:Kazi ORIGINAL CALENDAR 2024 ~カリブ海の島々から~

マリンフォトグラファー矢部洋一さんが撮影した、カリブ海の島々の美しい写真で暦を彩る2024年のカレンダーです。

 

月刊『Kazi』2024年1月号、ぜひご一読ください。

 

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(文=Kazi編集部)

 

月刊Kazi1月号

●サイズ:297×210mm(A4判)
●ページ数:176ページ
●価格:1,390円
●発行:舵社

 

 

ベンテ28の解説動画はコチラ↓

 

ベネトウ・グランツーリスモ45の解説動画はコチラ↓

 

 


あわせて読みたい!

●福岡インカレDay4|早稲田大学が両クラスを制し、総合4連覇

●2人乗り大西洋横断ヨットレース「トランザット・ジャック・ヴァーブル」、明日スタート

●YBMオープンヨットレース、結果速報!(1)

 

 


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