城ヶ島ベイマリーナ(神奈川県)|マリーナガイド2021

2021.02.24

大自然に囲まれた海遊びの拠点
全天候型の整備工場を完備

城ヶ島ベイマリーナ(神奈川県三浦市)

 

三浦半島最南端に位置する城ヶ島は、神奈川県内最大の自然島で、鎌倉時代から観光名所として知られる景勝地。三浦半島側の三崎漁港から延びる城ヶ島大橋を渡った脇に位置するのが、城ヶ島ベイマリーナだ。島内には海水浴場や磯遊び、バーベキューを楽しむ場所のほかに、緑豊かな自然を楽しめるハイキングコースがあり、島をぐるっと一周しながら雄大な自然を存分に満喫できる。

 

写真中央、城ヶ島大橋の脇に位置する城ヶ島ベイマリーナ。三浦半島側には三崎港があり、海の駅もあって多くのプレジャーボートが訪れる人気のスポットとなっている。

 

全天候型の修理工場があり、艤装品の取り付けや、木工、鉄工、塗装、エンジン組み立て、電装などの各分野の作業がいつでもできる。さらに、2.5トンの天井クレーンも完備され、重量物の施工も容易にできるのは頼もしい。

 

このマリーナの最大のメリットは、その日の天候に応じた遊びができること。南~西風のときは東京湾側へ、北~東風のときは相模湾側へと、どちらのフィールドも自由自在に行き来できるので、休日には思いっきりマリンレジャーを楽しむことができる。伊豆半島や房総半島、さらに伊豆諸島にも日帰りが可能だ。

 

同マリーナが運営している「海上イケス釣り堀 J'sフィッシング」(TEL: 046-854-9891)は、徒歩数分の場所にある。釣りに必要な道具は全部借りられるので、初心者でも釣りの醍醐味が存分に味わえるはず。マグロも養殖できる30メートル四方のイケスを浮かべ、その中に網を張って自然に近い環境を作り、季節に応じた魚種を放流している。また、釣った魚を美味しく食べるために、スタッフにお願いすれば活け締めにしてくれる。

 

2階建てのマリーナオフィスの隣に併設されている修理工場は、42ftクラスのフライブリッジ艇なら2艇が収納可能な大きさだ。天候に左右されず、いつでも修理ができるのは頼もしい。愛艇を大切にしたいという願いが叶うマリーナだ。

 

50ftクラスのボートを一時係留できる浮桟橋を配置。修理などで入港が必要な場合は要事前連絡のこと。構内にはウインチ式のスロープがあり、フネを揚げ降ろしすることができる。

都心から1時間ちょっとでアクセスできる場所にありながら、自然環境に恵まれた城ヶ島ベイマリーナ。愛艇を置いて海の休日を満喫するには、理想的なマリーナかもしれない。

 

(文=舵オンライン編集部)

 


【主なデータ】
アクセス:(車)横浜横須賀道路 衣笠ICから三浦縦貫道路終点出口から県道26号線経由で約18分
営業時間:8:30~17:30
定休日:火曜日
収容艇数:陸上保管80隻
主な設備:上下架施設(ウインチ式スロープ)、給油施設、給水・給電設備、修理工場、クラブハウス、メンバーラウンジ、シャワールーム

 

〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島337
TEL:046-881-7243
http://www.jogashima.ltd


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