「最近、排気の黒煙が気になる」「加速力が落ちた気がする」「どうもエンジンのふけが悪い」「燃費が悪くなった」・・・。
長年ボートに乗っていると、誰にでもこんな経験はあるだろう。エンジンの燃焼室に燃料を的確に供給するインジェクター(燃料噴射装置)は、長時間使用しているとカーボンが付着してしまい、その結果、不完全燃焼となり、前述したようなエンジンの機能低下を引き起こす。そこでインジェクターを交換しようかとなるわけだが、部品代や工賃を含めると、どうしても高額になることは避けられない。
そこで紹介したいのが、舶用ディーゼルエンジン専用のインジェクタークリーナー「ネプ・チューンアップ」。給油前の燃料タンクに必要量(500~600リットルの燃料に対して1本)を入れるだけで、インジェクターの機能を正常化し、黒煙の発生を解消、さらにパワーと加速、燃費の低下を回復させることができるスグレモノだ。
コスト的にも1缶10,780円とお手頃で、そのうえ簡単な注入作業だけで、不調の原因となっているインジェクターのカーボンを除去し、回復効果が得られる。
ネプ・チューンアップ投入前(上)と投入後(下)のインジェクターのノズルニードル。その洗浄効果は明らか
アイドリング時のエンジン音やアクセルワークのフィーリングでも、その効果を実感できる。稼動時間によって異なるが、一般的なプレジャーボートの場合、1年に1回の使用が目安。
メーカーの調査によると、実際に使用したユーザーからの評価も高い。特に黒煙の解消と燃費の向上において、驚くほどの効果に満足の声が上がっているという。エンジンの状態に不満がある方は、ぜひ一度お試しいただきたい。
船外機専用のインジェクタークリーナーも、年内に発売予定となっている(写真は試作品のため、ラベルのデザインや仕様は変更される)
発売元のリテイル・イノベーション・システムの太田浩道社長(右)と、販売協力店であるサンテックの水野照彦さん
「ネプ・チューンアップ」
(文=舵オンライン編集部 写真=瀧 学)
(問い合わせ)
リテイル・イノベーション・システム
TEL:053-401-8334
https://www.suntechgifu.com/home
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