平成22年(2010年)10月1日以降に建造されたプレジャーボートで夜間航行をする場合には、新基準の大型で反射面積の大きいものの搭載が義務付けられているレーダーリフレクター。
レーダーリフレクターはレーダーの電波をよく反射するので、設置することで、周囲のレーダーを搭載する船舶に、自艇の位置を遠くからでも認識してもらえるようになる。
ただ、自艇では、大きなレーダーリフレクターを揚げているだけなので、どんな効果があるのかいまいちわかりにくい。そこで、『ボート倶楽部』11月号では、他の検証と一緒にレーダーリフレクターを付けているのと、付けていないのとでは、どこまでレーダー画面に差が出るのか、といった検証を実施。その一部をここで紹介したい。
結果からいえば、レーダーリフレクターを揚げていないとき(離れて行っているとき)は、レーダー画面では1.7マイル離れたところからエコーが消えたりし始め、2.1マイルを過ぎたところで完全に消えてしまう。
対してレーダーリフレクターを揚げているとき(近づいてきているとき)は、3.7マイル離れたところからエコーが見え始め、消えることなくはっきりと表示され続けた。
たったこれだけの差か・・・と思うことなかれ。この差をレーダー反射面積に置き換えると、レーダーリフレクターを揚げているときは揚げていないときに比べ、約8倍もの効果が得られているのだ。それだけ他艇からの認識が高くなっている、ということ。これが視界不良時だったり、夜間航行をする場合で考えれば、安全性に貢献していること間違いなし。
検証の詳細が知りたい方は『ボート倶楽部』11月号の特集をご覧ください。
(文=舵社 用品事業部)
さて、この検証で使用したのが、このレーダーリフレクター。お買い求めはこちら↓↓↓からどうぞ!
ユーアールエー/ネイビースターレーダーリフレクター本体
●直径:φ32cm
●重量:本体 770g
●本体材質:アルミニウム
●JCI設計承認コート:第 2435 号
平成 22 年施工航海用 新試験基準適合品
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