9月20日(土)〜21日(日)の2日間、神奈川県・江の島ヨットハーバーで、テーザーオータムレガッタが開催されました。来年6月に沖縄での世界選手権を控えるテーザーセーラーたち、計40艇80人が江の島に集結しました。
遠征組や江の島から近い葉山フリートも、基本はカートップで艇を運びます
1日目は陸で長い風待ち後に出艇し、14:45に第1レースがスタートするも風が振れてノーレースに。その後3度のゼネラルリコールを経て、黒色旗で再スタート。1レースのみ実施し、日暮れと共に参加艇はハーバーに戻りました。2日目も50〜60度の軽風で、4レースを実施。14時頃から風が上がるという予報通り、最終レースのみ少し風のあるコンディションで行われました。
2日目のスタートの様子。この日のゼネラルリコールは1回のみ
この軽風シリーズを制したのが、江ノ島フリートの阪間俊文/阪間俊仁(しゅんと)。「親父も元気なのですが、世代交代ということで、OP級を始めた俊仁と出ました。艇名が〈Sドリーム〉で、阪間ドリーム。まさに夢のようです」と父の俊文さん。息子の俊仁くんは小学生ながら、見事なクルーワークを見せ、5レース中2回トップフィニッシュ。華々しいテーザーデビュー戦となりました。
以下、上位成績と入賞チームを写真で紹介します。
2025年度 テーザーオータムレガッタ(JTA公式レース第5戦)
■総合(参加40艇)
1位 阪間俊文/阪間俊仁(江ノ島) 10点
2位 蒔田翔吾/花崎龍矢(江ノ島) 17点
3位 山田 真/道下慈英(未所属) 17点
■マスタークラス(対象12艇)
優勝 山村太郎/村山 豊(稲毛) 31点、総合8位
■グランドマスタークラス(対象10艇)
優勝 植田泰平/植田典子(芦屋) 17点、総合4位
■スーパーグランドマスタークラス(対象3艇)
優勝 田中郁也/田中紀子(稲毛) 26点、総合6位
総合1位 阪間俊文(写真右)/阪間俊仁(江ノ島)
総合2位 蒔田翔吾(写真右)/花崎龍矢(江ノ島)
総合3位 山田 真/道下慈英(未所属)
マスタークラス優勝 山村太郎(写真右)/村山 豊(稲毛)。左は日本テーザー協会の宮下知之会長
グランドマスタークラス優勝 植田泰平/植田典子(芦屋)
スーパーグランドマスタークラス優勝 田中郁也(写真右)/田中紀子(稲毛)
(文・写真=森口史奈/Kazi編集部)