和歌山プレミアムボートショー2025レポート:関西最大級の海の祭典が大盛況で閉幕

2025.05.18

関西でも指折りの充実した施設を誇る総合リゾート、和歌山県の和歌山マリーナシティヨット倶楽部では、今年も「和歌山プレミアムボートショー2025」が開催された。多くの国産、輸入プレジャーボートがマリーナのビジター桟橋に展示され、海に浮かんだ状態で見学することが可能で、一部のボートは販売店のスタッフと同乗し、試乗が可能なモデルも用意された。そのほか、陸上ブースではマリン関連商品や艤装品をはじめ、和歌山海上保安部、ボートレスキューサービスを行う「BAN」の出展もあり、海に関するさまざまな取り組みを行う出展社と直接話を聞ける場ともなった。

 

 

「今年はヨット1隻、ボート12隻、また陸上の出展は16の団体の出展を頂きました」と話すのはボートショーを運営する和歌山マリーナシティヨット倶楽部の支配人、船橋 司さん。「開催日2日目は、天候にも恵まれて、大盛況です」とコメントを頂いた。

さらにボートショーの人気企画を伺うと「リゾートマリンさんが1日3回実施するショートクルージングですかね。会場で当日予約すれば誰でも乗船が可能です。あとは、来場者がアンケートに答えることで参加できる抽選会でしょうか。こちらは1等が和歌山マリーナシティホテルの宿泊券で、参加賞(ハズレ)でも、紀州黒潮温泉の入浴券が当たります」とのこと。無料で来場することができるボートショーなのに、最新のボート、マリン関連商品に触れることができ、さらにアンケートに答えると温泉の入浴券まで頂けてしまうというスペシャルなイベントなのだ。

 

当日、大盛況だった現地の様子を写真で紹介!

和歌山マリーナシティヨット俱楽部内に出航基地を持つリゾートマリン。1日3回開催される体験試乗会は大賑わいだ。使用される艇はヤンマーEX30Bキャビン内にはエアコン、トイレも装備され、快適な空間でクルージングが可能だ

 

海上に係留された艇はセールボート1艇、モーターボート12艇の計13艇。どの艇も自由に見学が可能で、常駐するスタッフへ気軽に質問できるのが魅力

 

兵庫県神戸市に本社を置く「トップウオータータックルズ」が開発した新艇F40。今年のジャパンインターナショナルボートショーでデビューを果たしたニューモデルだ。希望者は試乗も可能で、本イベントの注目の1艇となった

 

陸上には、マリン関連用品、航海計器、さらにマリーナへのドライブを快適にするクルマの出展などもあり、多くの人が集まった

 

古野電気のブースでは、2日間にわたり魚探講習会を開催。ボートショーならではの、人気のブースとなった

 

地元和歌山で人気のキッチンカー「+39CAFE&BAR」も出展。和歌山の食材を挟んだパニーニ、さらにジェラート、スムージーが好評だった

 

会期中は親子連れの来場者も多く、気軽に体験クルージングへ参加できるのが魅力だ。30分程度のショートクルージングも楽しんだ

 

ボートショーの会場となった「和歌山マリーナシティヨット俱楽部」は関西最大級の複合型リゾート。大阪市内から車で、1時間強という便利なロケーションだ。人気のマグロのテーマパーク「黒潮市場」や「紀州黒潮温泉」、「和歌山マリーナシティホテル」など、海に出ない日も楽しめるマリーナだ

 

来年の「和歌山プレミアムボートショー2026」は、来年の5月に開催される。ぜひ訪れていただきたいおすすめのボートショーの一つだ。

 

(文・写真=金川佳之/舵社)

 

■和歌山マリーナシティヨット倶楽部
〒641-0014
和歌山県和歌山市毛見1516
TEL:073-448-0033
E-mail:yacht@marinacity.com
https://www.marinacity.com/yacht/

 



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