一体型総合気象観測装置｜いわば電子百葉箱
2021.12.31最近アメリカで巨大な竜巻による大きな被害があったり、季節外れの台風が発生したりと、地球温暖化の影響かどうかはわかりませんが、今まで考えられなかった気象現象が多々起こっています。そんな複雑な気象を理解する第一歩は、正確な気象データを把握すること。どんなに天気予報が進化しても、その基本は変わらないでしょう。
今回ご紹介する「ワイヤレス・ウェザーステーション Vantage Vue（ヴァンテージヴュー）」は、オールインワン型の設置が簡単なシステム。ピンポイントの気象状況を、正確で信頼性の高いデータとして即時に取得できます。
本格的な気象観測装置だと大掛かりな機械や設置に関しての大変さを想像しがちですが、「ヴァンテージヴュー」は、屋外センサーをパイプ（25～44mm）にUボルトで取り付けるだけで設置完了。※1
日中はソーラーパネルに当たる太陽光で作動し、ワイヤレスで本体と接続します。
センサー部のソーラーパネルが南を向くように設置してください。※2
ワイヤレスは920MHz帯を使用し、屋外見通し距離で150ｍ離れていても観測データを収集できます。
市街地や住宅地の場合は25～75ｍです。※3
主な機能として「風向、風速、雨量、屋外気温、屋内気温、屋外湿度、屋内湿度、気圧」を計測してリアルタイムに表示し、体感温度（冷風指数）に切り替えで、結露温度を表示することもできます。
そして「ヴァンテージヴュー」で観測したデータをPCに取り込めるオプション「ウェザーリンク」もあり、観測データを取り込んで長期にわたる気候要素の変化や傾向を把握できます。
※PCにデータを取り込んでリアルタイムに表示可能
「ウェザーリンク」には、USBケーブルでPCと接続するデータロガータイプの「ウェザーリンクUSB」と、Wi-Fi経由で気象データを自動的にWeatherlink.comにアップロードし、データの共有ができる「ウェザーリンクLive」があります。
こちらは「ウェザーリンクLive」。1台で最大8つの送信機からデータ収集できます。
WeatherLink.appは日本語表記に対応するようになり、使いやすくなりました。
「ウェザーステーション ヴァンテージヴュー」は世界中の気象学者、ガーデニング愛好家、ストームチェイサー、気象ファンに信頼されている製品です。
季節の変化を数値で読み取ってみませんか？
【お買い求めはコチラから↓】
「ワイヤレス・ウェザーステーション Vantage Vue（ヴァンテージヴュー）」
本体サイズ：190ｘ146ｘ114ｍｍ（アンテナ含む）
センサー部サイズ：329ｘ146ｘ340ｍｍ
価格：71,500円
「ウェザーリンクUSB」
価格：40,700円
「ウェザーリンクLive」
価格：55,000円
※1 屋外センサーはパイプの先端にのみ取付可能ですが、取付用パイプは付属しません。ご用意いただくか、または別売りのポール付三脚がございます。
※2 太陽光が当たらない時間帯に使用する場合は電池（CR123リチウム電池）をご用意ください。
※3 「ヴァンテージヴュー」は工事設計認証を取得した無線局の免許及び登録を必要としない装置ですが、”並行輸入品”は技術適合証明を受けていない電波法非適合仕様品のため、日本国内で使用すると電波法違反に問われる場合があります。ご注意ください。
（文＝舵社 用品事業部／山本 武 画像提供=AOR）
（掲載商品に関する販売のお問い合わせ）
KAZIオンラインショップ シープラザ
https://www.seaplaza.jp/
TEL：03-3434-0941（平日9:30～17：30）
あわせて読みたい！