2027年春の開業が発表された「SUPER YACHT BASE KOBE」。日本初のスーパーヨット特化型マリーナとして、各方面で大きな話題を集めている。
この事業は、神戸の新港第1突堤と第2突堤間の水域と水域周囲の緑地を一体の空間として活用し、都市のブランド価値を高め、賑わい創出の効果を生み出す、大型艇を中心とするマリーナ等の整備・運営を行うというもの。昨年12月には、神戸市(ウォーターフロント再開発推進課・経営課)から、整備・運営事業 優先交渉者の決定が発表された。優先決定者には、ジーライオン(代表企業)のほか6社の構成企業(クリエイション、瀬戸内ブランドコーポレーション、SYLジャパン、Horizon Yacht Co.,Ltd.、SYL MONACO、Plan・Do・see)から成る共同体が選定されている。
そんな中、2025年3月17日(月)に、この注目のプロジェクトの公式サイトがオープンした。
ページにアクセスすると、完成予想図が表示される。こちらは日中のバージョンで、夜のバージョン(本記事のタイトル画像)と自動で切り替わる。
神戸のウオーターフロントに、こんな新しい景色が見られるのかと思うと、なんだか胸が躍るばかりだ。
そのコンセプトは「海の劇場型マリーナ」。マリーナを拠点として、さまざまなエンターテインメントが生まれ、訪れる人々が日常的にくつろぎながらも賑わいを感じられる、魅力的なエリアが誕生する。
「マリーナ=プレジャーボートを保管する場所」という既存の固定概念を覆す、まったく新しいコンセプトを持つSUPER YACHT BASE KOBE。ここを拠点に、インバウンドをターゲットとする観光など、さまざまな取り組みが行われていく。
完成時のイメージ図がいくつも掲載されていて、とてもワクワクしてくる。
人が集まる場所、人が行きかう場所として、神戸のウオーターフロントの景色が大きく変わるに違いない。
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3月20日(木・祝)~23日(日)に開催される「ジャパン インターナショナル ボートショー 2025」では、パシフィコ横浜会場にSUPER YACHT BASE KOBEのブースが出展される。
まだまだスタートしたばかりのプロジェクトだが、ぜひボートショー会場で、海辺に描かれる「夢」を感じていただきたい。
(文=舵社/安藤 健 画像=SUPER YACHT BASE KOBE)
●SUPER YACHT BASE KOBE 公式サイト
https://syb-kobe.jp/