2023年、注目の「インポーター“イチオシ”輸入艇」⑥/リーガル33エクスプレス

2023.03.23

「輸入艇大好き!」と題し、魅力あふれる輸入艇をたくさん紹介した『BoatCLUB』3月号の特集企画。舵オンラインでも、注目の輸入艇ブランドとそのイチオシモデルを紹介します。

この記事は、『BoatCLUB』3月号特集内記事「インポーターのイチオシ このモデルが熱い!」を再編集したものです。


REGAL
リーガル

 

紹介してくれるのはこの人!

美馬泰範(みま・やすのり)さん

この道19年になるヤマハ藤田の営業マネージャー。お客さんに安全安心に楽しく乗ってもらうために、同乗してステップアップしていくのをサポートしています。趣味は釣りとドライブ。旬の魚をねらった釣行時の情報はお客さんと共有しています

 

創業以来貫いてきたこだわりの
サイズとスタイルを継承

リーガルマリンは、1969年に創設されたアメリカのビルダーで、日本には1980年代に入ってきました。設立当初よりファミリーによる家族経営を続けており、独立資本のビルダーとしてはアメリカで最大規模を誇ります。また、ボートビルディングに必要なさまざまなコンポーネンツの90%以上を自社で製造しており、そのレベルの高さは世界のビルダーから注目を集めています。

小型~中型のランナバウトやエクスプレスクルーザーを主力として造り続けてきたビルダーで、現在は、スターンドライブのバウライダーを8モデル(20~37フィート)、アウトボードのバウライダーを7モデル(21~37フィート)、そしてエクスプレスクルーザーは24~33フィートに6モデルラインアップしています(そのほかにもラインアップはあり)。

今回ご紹介するのは、2018年に登場したエクスプレスクルーザーで、33エクスプレスです。スターンドライブ艇ですが、33XOという駆動方式の異なる姉妹艇もあり、こちらは船尾周りを変えた船外機仕様となっています。

33エクスプレスは280~350馬力エンジンの2基掛けで、安定した走りとともに、ジョイスティックによる操作性のよさも体感いただけると思います。広いスイムプラットフォームはさまざまなマリンアクティビティーとの相性が抜群ですし、コクピット後部にはバーベキューコンロやギャレー、冷蔵庫が備わり、L字形シートとテーブルでくつろぐこともできます。また、シートはフルフラットの大きなサンベッドにもなるので、多彩に使っていただけます。

船内には船首にベッド、その後ろにラウンジソファとパウダールーム、そしてミジップにはスリーピングスペースがあり、マリーナや旅先でのステイも楽しんでいただけます。

 

(タイトル画像説明)
選べるハルカラーは、この艇では通称「ティファニーブルー」と呼ばれるビミニブルーを選択。300馬力を2基搭載し、最高スピードは38ノットです。パワフルな走りが楽しめ、高速での旋回にもスムーズに反応します

 

レイアウトは、操船席、その後ろにギャレー、対面にL字形シート、そして船尾側にはL字形シートと対面にも、つなげてサンベッドにもできる可動式のベンチシートが備わります

 

視界が良好な操船席周り。ジョイスティックでの操船は係船時にその利便性を体感できます。写真左にはフォアデッキへの階段が設置されたスライドドアが備わり、そこから船内にアクセスできます

 

操船席横から船内にアクセスすると、サロンテーブルを囲むようにしてラウンジソファがあります。その奥が船首のバースになっていて、ソファの一部、背もたれ部分がバースの延長クッションになります

 

ミジップのバースは、天井高はそんなにありませんが、舷窓が取られ、キャビンと仕切られていないこともあって、閉塞感はありません。快適に過ごしていただけますよ

 

リーガル33エクスプレス
●全長:10.4m
●全幅:3.2m
●艇体質量:5,987kg
●定員:12名
●搭載エンジン:280~350馬力船内外機×2
■価格:問い合わせ

 

(問)ヤマハ藤田オークマリーナ店
TEL:079-322-8800
http://regalboats.jp/

 

(まとめ=『BoatCLUB』編集部 写真提供=ヤマハ藤田)

 


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