「ジャパン インターナショナル ボートショー2023」が、3月23日(木)~26日(日)の4日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナなどで開催される。
舵オンラインでは、開催を前に、出展各社の見どころを数回に分けて紹介していこう。
(※トップの写真は2022年のイベントの様子)
ヤンマー舶用システムは、昨年は参考出品された「EX47」を満を持して商品化し、横浜ベイサイドマリーナ会場で海上展示する。パシフィコ横浜会場には、人気の「EX38FB」と「EX28C」の2艇を展示。ボート以外にも新規取り扱い製品を展示する予定で、舶用減揺装置「GUシリーズ」、舶用暗視カメラ「ナイトウェーブ」、燃料使用量を見える化する「エコモニターmini」など、注目のアイテムが並ぶ。
ワイズギアは、“最先端技術を使った商品で安心・安全・豊かなマリンライフ”を今年のテーマに、昨今頻発している海難事故が少しでも減るように安全啓発活動を提案。中でも注目したいのが、雨や霧、夜間などの視界の利かないシーンで安全航行に寄与してくれる「レーダー」。オープンタイプとレドームタイプのガーミンのアンテナを展示する。レーダーアンテナによって得られた情報を表示させる、ガーミンのマルチファンクションディスプレー「GPSMAPシリーズ」も見逃せない。
ホンダは、昨年12月発売の「BF250スポーティーホワイトタイプ」を国内初展示。「グランプリホワイト」をベースカラーにブラックのストライプを施したツートンカラーとし、赤色のHondaロゴを組み合わせることでホンダのレーシングイメージを表現。スポーティーさと上質感を強調している。ほかにもヨーロピアンフィッシングボートや、佐野造船所のオフショアフィッシングクルーザーに大型船外機を搭載し展示する。
https://www.honda.co.jp/marine/
マツイが30年以上取り扱ってきたボストンホエラーは、不沈構造が特徴のボートを造るビルダーだ。今回はオフショア向けに造られたセンターコンソールシリーズの最小モデル「230アウトレージ」を展示。船外機は、白い船体に合うホワイトカラーのスズキDF250を搭載、海に出れば小型ながらオフショア向けに造られた船体の頼もしさに加え、力強い走りを体感できるだろう。
https://bostonwhaler-matsuicorp.com/
広島県ブースでは、嚴島神社から歩いて15分の「宮島ビジターバース」や、新幹線停車駅に近い「みはら海の駅」など、瀬戸内のビジター桟橋を紹介している。瀬戸内のクルージング情報満載の『広島県ビジターバースガイドブック』を配布しているので、立ち寄ってみよう。瀬戸内広島レモンがもらえる、毎年恒例のブースでのアンケートも実施。
http://www.setouchi-cruise.jp/
広谷商店では、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」に寄与する商品「マリンフロート防散カバー」を開発、販売している。取り付けも簡単で、カバーをマリンフロートに巻き付け、専用のくいを打ち、両側面を付属のひもで縛るだけ。実物も展示されるので、ぜひブースで確かめてみよう。
舵社ブースでは、自分のマリンスタイルに合うライフジャケットを比較検討できるよう、さまざまなブランドの商品を集め展示。さらに多様なマリンアイテム、ウエア、雑誌・書籍などを販売する。KAZIオンラインショップ/シープラザでは、ボートショー連動セールも実施予定。昨年大好評だった、フォトグラファー・矢部洋一さんの写真とマリンイラストレーター・Tadamiさんのイラストの販売を実施する予定だ。
「ジャパン インターナショナル ボートショー2023」
●日時:3月23日(木)~26日(日)10:00~17:00(23日は11:30~)
●会場:パシフィコ横浜会場(屋内展示ホール B、C、D)
横浜ベイサイドマリーナ会場(フローティング展示)
八景島マリーナ会場(3月25日、26日10:30~15:30/体験のみ)
オンライン会場(オンライン会場は3月1日~5月28日)
●入場料:一般(高校生以上)1,500円(中学生以下は無料)
※本記事は現在発売中の月刊『Kazi』2023年4月号付録、月刊『ボート倶楽部』2023年4月号付録の、「ジャパンインターナショナルBS見どころガイド」から一部を抜粋したものです。こちらもぜひご覧ください(※電子版はこちらからお求めになれます)。
(文=舵社/小川佳文)
(問い合わせ)
ボートショー運営デスク
TEL:03-5542-1205
https://www.boatshow.jp/jibs/2023/
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●ジャパン インターナショナル ボートショー2023/見どころ紹介 Part①
●ジャパン インターナショナル ボートショー2023/見どころ紹介 Part②