「輸入艇大好き!」と題し、魅力あふれる輸入艇をたくさん紹介した『BoatCLUB』3月号の特集企画。舵オンラインでも、注目の輸入艇ブランドとそのイチオシモデルを紹介します。
この記事は、『BoatCLUB』3月号特集内記事「インポーターのイチオシ このモデルが熱い!」を再編集したものです。
RODMAN
ロッドマン
紹介してくれるのはこの人!
松石 晋(まついし・すすむ)さん
アクティブマリンの代表取締役社長。
「アクティブマリンでは、ロッドマンのほかにも、デュフォーヨット、ファンテン・パジョ(ともにフランス)のインポーター業務を行っています。長年の経験を生かしてサポートしますので、お気軽にお問い合わせください!」
スペイン最大級の老舗が培った
最高の品質と安全性を体現する
ロッドマン社は1974年設立の、スペイン最大級の老舗造船会社でありクルーザーメーカーです。メガヨットからファミリークルーザー、小型フィッシングボートまで、実に幅広いラインアップで、さまざまなニーズに対応しています。同社は観光船やコーストガードボート、ポリスボートなども建造しており、そこで培われた品質や安全性で、プレジャーボートのジャンルにおいても、最高のパフォーマンスを体現しています。
同社のプレジャーボートには、“海に浮かぶ別荘”と称されるミューズ、常に新しさを追求するエボリューション、実用性と遊び心が備わったスピリット、そして6~8メートルクラスの船外機艇・ベンチュラの4シリーズがラインアップされています。
その中でも私がイチ押ししたいのがファミリークルーザー、スピリット31のインボード艇です。ボートに乗って海に出る楽しさを、リラックスして味わっていただけるこのモデル、充実した装備の中でもなんといっても船尾にある円弧を描くコクピットシートが目を引きます。またこのシートは可動式で、レールの上を滑らせると、オープントランサムになるという楽しい仕掛け。最高速は20ノット台半ば、仲間や家族を連れて、ゆったりとクルージングを楽しむのに、これほどぴったりのモデルはないと思います。
もう一つは、コンパクトな船外機艇シリーズ、ベンチュラに今年、690と790の2モデルが新たに追加となったこと(日本国内はもとより、スペイン本国においても小さめのフィッシングボート需要は高まっているみたいです)。日本に入ってくるのはもう少し先になりますが、実はすでにお問い合わせをいただいていたりする、注目のモデルです。
(タイトル画像説明)
スピリットシリーズは、31フィートと42フィートの2サイズがあります。31フィートは船外機モデルもありますが、アフトコクピットの特徴的なルックスがよりスッキリ生きるという点からも、インボードバージョンがオススメです
アフトの円弧状シートを閉じた状態です。シートは中央からそれぞれ左右に分かれて開きます。ちなみにスピリット42には、この円弧シートは装備されていません
ガラス窓面積も大きく、明るく開放感に満ちたデッキハウス内。右舷にヘルムステーションとギャレー、左舷にはL字形のシートという配置です
船首室。右舷にダブルバースが斜めに配置されています。ちなみに船首室手前の左舷にはシングルサイズのバースが、右舷にはヘッド/シャワーコンパートメントが設けられています
もう一つの注目モデル、ベンチュラ690。同社では最もコンパクトな部類に入るフネです。最大200馬力船外機が搭載可能で、最高速は40ノット近く出るそうですよ
ロッドマン・スピリット31'インボード
●全長:9.48m
●全幅:3.36m
●艇体質量:5,900kg
●定員:8名
●搭載エンジン:220 馬力×2基
■価格:問い合わせ
(問)アクティブマリン
TEL:045-731-1653
https://www.activemarine.jp/
(まとめ=『BoatCLUB』編集部 写真提供=アクティブマリン)
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