新型コロナウイルスの影響で、インターハイや国体などディンギーのビッグイベントが中止に追い込まれた2020年。大学ヨット部の頂上決定戦である全日本インカレは、開催地を新西宮ヨットハーバー(兵庫県)から、感染症対策の取りやすい和歌山セーリングセンターに変更、日程も短縮するなどの緊急対応で、なんとか開催にこぎつけた。
春から夏の地域大会が中止になったり、各大学の活動休止期間にばらつきがある中での、例年とは違った特別な大会になる。良い風が吹くことと、無事に終了することを願いたい。
各水域の予選を勝ち抜いた、470級24校、スナイプ級24校が、11月1日から3日間、和歌山に集う。大会は3艇1チームの合計点で争われるクラス優勝、そして両クラスの合計で総合優勝を競う。
第85回 全日本学生ヨット選手権
■2020.11.1~3
■和歌山セーリングセンター
このKAZI online(舵オンライン)では、雑誌『Kazi』の取材とは別に、大会期間中に現地からの速報レポートを毎日アップする予定です。ご期待ください。
(文=Kazi編集部/中島 淳、写真=松本和久)
2019年大会の様子