月刊『Kazi』で連載中の「船上料理の達人」。セーラーでもある2人の講師陣に、毎号交互に、ヨットの上で簡単に作れるおいしい料理を紹介してもらいます。
西原佳江先生に教わる今月の料理は、「アボカドとツナのケサディーヤ」。
市販のトルティーヤにアボカド、ツナ、チーズを挟んで焼くだけ。おつまみ感覚で食べられる、メキシカンフィンガーフードです。たまにはヨットやボートの上で、メキシコ料理なんていかがですか?
「最近は、パック詰めのツナが売っていて、船の上で使うには便利でおすすめです。ツナの代わりに、コンビニやスーパーで売っているサラダチキンを使ってもおいしいですよ」と西原先生。ぜひお試しください。
【材料/2個】
・トルティーヤ(直径18~20cm)……4枚
・ピザ用チーズ……100g
・アボカド……1個
・ツナ……1缶または1パック
【手順】
1.フライパンを弱火にかけ、トルティーヤを1枚置く。外側を1cm程度空けて、チーズ、ツナ、アボカドの順に全体に散らす
2.さらに上からチーズを全体に散らしたら、トルティーヤをかぶせて優しく押さえる。ツナとチーズの塩分が程よいので、塩、こしょうは加えなくてよい
3.弱火で3 分ほど焼いたら上下を返し、やけどに気をつけながら、上から再度押さえる。端はくっつかないので、無理に押し付けなくてよい
4.両面がこんがりときつね色に焼けたら、6 等分に切り分けて盛り付ける。チーズは多すぎると端から溶け出てくるので、要注意
(文=Kazi編集部/森口史奈 写真=舵社/宮崎克彦 監修=西原佳江)