
ボートで日本一周したい! けど実際には色々難しいので、妄想ですることになった当企画。前回は能登半島の天辺にある輪島マリンタウンボートパークから、日本海最大の島・佐渡島へと走った。さて、次の寄港地はどこにしよう?
【これまでの内容】
ボートで日本一周㊳|能登半島の天辺から、日本海最大の島・佐渡島へ
念願の佐渡島♪ 以前、取材に行った人から聞いた魚料理のお店でおいしいもの食べて、温泉にも入って、ご満悦。レンタカーを借りて島内を回ってみたけど、やっぱり全部は回りきれなかったな。大きな島だな、佐渡島は。また機会があったら、今度は北側を見て回りたいな。
さて、次の港。ここからは結構迷いどころなのだ。あまり近すぎてもなので、100マイル以上先として見ていくと、まず酒田(山形県)にいくつかマリーナがあって留められる。ここだと100マイルくらい。このあたりは、沖合にある飛島へのクルージング企画で訪れたことがある。なかなかに好きな雰囲気だった。でも、もう少し走りたいところだなぁ。
その先になると、由利本荘(秋田県)にある本荘マリーナ。ここだと130マイル。行ったことないから、どんなところか気になるな。海図で見ると防波堤が複雑で面白い形をしている。マリーナの隣にオートキャンプ場も海水浴場もあるし、スーパーとかも近そう。
さらにその先となると、マリーナ秋田だ。ここは150マイル。大きなマリーナだけど、マリーナ周辺は何もなさそう。その先の男鹿半島に男鹿マリーナというのもあって、距離的にはマリーナ秋田に行くのとそんなに変わらない。この三つのどれかかなぁ。ちなみに、本荘マリーナ、マリーナ秋田、男鹿マリーナは同じ系列。この三つのマリーナの写真が編集部にあったので見てみたら、どこもよさそうだ。さて、困った。何か決め手はないかなぁと思っていたら、ふと思い出した。日本一周するには、補給の関係からマリーナ秋田あたりに入らないとといわれている、その理由は距離だ。
次の寄港地は本荘、秋田、男鹿のどれかに決めるにあたって、そのさらに先のマリーナまでの距離を知らないと、と思ってその先を見てみた。北海道をぐるっと回るか回らないかで寄港地が変わるのだが、当然、北海道は回る予定。なので、候補地となるのは江差港マリーナだろう。本荘からだと160マイルくらい、秋田と男鹿からは140マイルくらい。
さて、どうしようかな、と迷っていろいろ調べていたときに目に留まった、「男鹿のしょっつる焼きそば」の文字。なにこれ!? おいしそう! どうやらしょっつる(ハタハタで作った魚醤)を使った海鮮焼きそばのことらしい。ハタハタ好きとしてはしょっつるそのものも気になるな。うん、これ食べに行こう。決まった、次の寄港地は男鹿マリーナだ♪
佐渡島から男鹿半島まで一直線で150マイル。途中、飛島をかすめていく。以前、夏時季に飛島を訪れたときに、周辺でマグロが跳ねている光景を見たことがある。妄想上、出港日は7月14日だから、飛島周りではマグロが跳ねているかも♪
本庄マリーナ
面白そうな立地で行ってみたかったのだけど、今回は断念。機会があれば、ぜひ行ってみたいな
マリーナ秋田
設備が整っていて愛艇を係留させるには一番よさそうだけど、今回は残念。こちらも機会があれば行ってみたいな
男鹿マリーナ
総合的に見て今回、軍配が上がったのはこちら。楽しみだな~。港のすぐそばにしょっつる焼きそばが食べられるお店があるようだし、道の駅もあるから、しょっつるゲットもできそう♪
日本一周を想定するボート〈BC〉の主な仕様
●全長:8.2m ●全幅:2.7m ●搭載船外機:115馬力×2 ●燃料タンク:400L ●巡航速度:約20ノット
(文=茂木春菜/BoatCLUB編集部 写真=Kazi編集部 イラスト=内山良治)
※当記事は月刊『BoatCLUB』2022年9月号に掲載していた「妄想全開! 机上で日本一周」の内容を再編集したものです。
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