
月刊『Kazi』誌の人気連載、「おいしいキャビン」(監修:西原佳江さん)で紹介した、しらすとトマトの冷製パスタ風そうめんのレシピを舵オンラインで無料公開します。
海の幸であるしらすの塩味と、爽やかなトマトの酸味が、ひんやりとしたそうめんに絶妙に絡む一皿。食欲がない日にも簡単に作れて胃袋を癒やせる、疲れた日にも食べやすいそうめんを、冷製パスタ風にアレンジ。
以下、フードコーディネーターの西原佳江さんが記した秘伝のレシピ帖と航く、“食の航海記”と共にお楽しみください。
一人きりのこの航海。楽しみはなんといっても食事だ。西原佳江さんのレシピ帖を開く。
冷蔵庫を開けると、真っ赤に輝くトマトが目に飛び込む。トマトはかつてその鮮やかな色から「猛毒の実」として恐れられていた。一説ではアメリカのジョンソン大佐が、「毒がないことを証明するために、今から一つ食べてみましょう」と大勢の群衆の前でその赤い果実を丸かじりし、自らその安全性を証明したという。
そのおかげでトマトはこうして今、キンと冷えたそうめんの上できらきら輝いている。
冷えた麺とともに一口。うまい。
大佐が“トマトの安全性”を証明したのなら、私“トマトとそうめんが夏の海の正解”であることを証明してみせよう。なんて、ひとりニヤけながら麺をすする晩夏の航海である。
しらすとトマトの冷製パスタ風そうめん
「トマトはフルーツトマトなど甘いものがおすすめ! 甘みの少ないトマトならはちみつの量を少し増やしてみてください。ゆでたそうめんを使う場合はキッチンペーパーで押さえて水気を十分切りましょう。そうめんは時間がたつとのびてしまうので、ソースを絡めるのはぜひ食べる直前に!」(西原さん)
【材料/2~3人分】
流水麺(そうめん)……400g
トマト……320g
しらす……大さじ5(約35g)
おろしニンニク……1かけ
レモン汁……大さじ2
塩……大さじ1/2
オリーブ油……大さじ3
はちみつ……大さじ1/2
バジル……1枝
【手順】
小さめのざく切りに切ったトマト、塩、はちみつをポリ袋に入れ、全体をよく混ぜて5 分置いておく。塩とよくなじませることにより出るトマトからの水分がソースになる
ポリ袋にレモン汁、オリーブ油、おろしニンニクを加えて、袋の口を押さえてしゃかしゃか振る様に混ぜる。水分とオイルを全体的によく混ぜ、乳化させることでソースとなる
ポリ袋に流水麺を加え、トマトから出た水分で全体をほぐしながらよくあえたら、しらす、バジル(飾り用を残す)を加えてさっとあえる。器に盛り付け、バジルを添えたら完成
◆今回の講師
西原佳江(にしはら・かえ)
油壺でレースやクルージングを楽しむフードコーディネーター。フライパン1個で作れる船上料理を提案
(文=Kazi編集部 写真=舵社 監修=西原佳江)
この記事は月刊『Kazi』2025年10月号に掲載された「船上料理の達人」を再編集したものです。
月刊Kazi2025年10月号購入はコチラから
