35年ぶりに大阪の空を舞うブルーインパルス。その歴史的瞬間を足漕ぎカヤックで海上から楽しむ特別体験イベントが4月13日(日)、大阪湾岸で開催されます。
うーむ、これは見逃せませんゾ!
(文=CANOE WORLD編集部/星野 淳 写真提供=NEWSCAST)
ごぞんじブルーインパルスとは、航空自衛隊の存在をより多くの人々に知ってもらうために華麗なアクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門のチームのこと。
青と白にカラーリングされた機体が展開する一糸乱れぬフォーメーションに魅せられたことのある人は、少なくないのではないでしょうか。
ちなみにこのブルーインパルスの正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」というんですよー、知ってました?
体験イベントが実施される大阪北港マリーナ
今回、大阪の空を飛行するのは実に35年ぶりということですが、これは大阪・関西万博の開幕を記念してのこと。
で、このパフォーマンスに合わせ、大阪北港マリーナにて「HOBIE体験イベント」が実施されます。本イベントは、足漕ぎカヤック「HOBIE」の体験に加え、視界を遮るものがない海上で、ブルーインパルスの飛行を海上から楽しもうというもの。
もちろん、天候や飛行ルートの変更によって必ずしもブルーインパルスが見られるとは限らないようですが、これは稀少な体験に間違いありません。
ブルーインパルスは11時40分ころに関西国際空港を離陸後、大阪府南部から航過飛行を開始。各ランドマーク上空を飛行した後、12時~12時15分ころの間に、夢洲会場上空でアクロバット飛行を実施とのことです。
■イベント概要
開催日:2025年4月13日(日)
時間:11:30~12:30(乗船時間約40分)
料金: 1,650円/1名 無料/3歳以下(保険料込み)
定員:14名
さて、このブルーインパルス観覧のイベントですが、実は大阪北港マリーナを運営するbiid(以下、ビード)と、HOBIE JAPANを展開するアミューズが業務提携契約を締結、日本初のマリーナ型水遊び拠点「HOBIE BASE」を開設していくにあたってのプレイベントでもあるんですね。
アミューズは、ライフカルチャー事業を展開し、HOBIEの足漕ぎカヤックを活用した新たな水上アクティビティーの普及に取り組んでいます。また、ビードは、江の島、横浜、大阪北港マリーナ、中之島GATE、小豆島などでマリーナ施設を運営し、国土交通省港湾局が推進する「みなと緑地PPP」制度を活用して、BBQ施設やオートキャンプ場の整備、音楽フェス・グルメフェスなどのイベントを大阪北港マリーナ開催しています。
今回の業務提携はそんな両社の強みを活かし、ビードが運営する各地のマリーナ施設において、水遊び拠点「HOBIE BASE」を展開していこうというものです。
HOBIEの足漕ぎカヤックを通じて安全で快適な水上体験を提供するとともに、「だれもが気軽に楽しめる水上アクティビティー」の普及が目的に掲げられています。
昨年の11月にオープンした東京の墨田区・北十間川を拠点とする「HOBIE BASE TOWER VIEW」
「HOBIE BASE SAIKO」は、アミューズが本社を置く山梨県・河口湖畔で運営
現在、HOBIE BASEは「HOBIE BASE SAIKO」(山梨県・河口湖)を筆頭に、「HOBIE BASE LAKETOWN」(埼玉県越谷市)、「HOBIE BASE TOWER VIEW」(東京都墨田区)、「HOBIE BASE IPPEKIKO」(静岡県伊東市)、「HOBIE BASE FURUSATO VILLAGE」(香川県・小豆島)、「HOBIE BASE HAKATA」(福岡県福岡市)、「HOBIE BASE MVA in BASYAYAMA-MURA」(鹿児島県奄美市)、「HOBIE BASE Onnason Rizzan Sea-Park Hotel」(沖縄県・恩納村)と、全国8カ所で運営されています。
今回の業務提携により、HOBIE BASEはさらに全国のビードが運営するマリーナに順次開設することが予定されています。
だれもが水上アクティビティーを気軽に楽しめる場が増えていくというのは、ユーザーにとってもうれしい限り。今後の展開が楽しみですね!
(問い合わせ先)
HOBIE JAPAN
https://hobiejapan.com/