絶品♪ 海ごはん ! ④|焦がしたキャベツがおいしい! 鶏ももと焼きキャベツの煮込み

2025.11.09

真夏は尋常じゃない暑さによって、キャンプツーリングどころではなくなってきている今日このごろ。そんな酷暑も11月に入ればさすがに一段落、ツーリングやキャンプをまた思う存分楽しめるようになりましたよね。
ということで、「絶品♪ 海ごはん !」では、そうした楽しいツーリングの地で気軽に作ることができるおいしいアウトドアごはんを不定期に紹介しています。

今回は、焦がしたキャベツがおいしさの秘密、「鶏ももと焼きキャベツの煮込み」です!

(文=クスノキコータ/Flat Flato、写真=オカダタカオ)

 





今回のフィールドは房総半島の南房総。東京から約100キロ、クルマで約1時間半の距離に位置する南房総は、古い地方行政区分だと安房国や房州と呼ばれ、現在の館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町にあたるエリアです。
当日は南東の風が強まるという予報でしたので、南房総市と館山市の市境近郊、大房岬周辺を漕ぐことにしました。

で、ご紹介する海ごはんは、そのときにランチで用意した「鶏ももと焼きキャベツの煮込み」です。取材が春先でしたので、そのときは春キャベツをたっぷり使いましたが、もちろん普通のキャベツでもとってもおいしいです。以下、レシピとなります。

 




 


材料(4人分)は、鶏もも肉700g、キャベツ1/2(500g)、オリーブオイル大さじ2、ソフト削り節大さじ1、水500cc、バター20g、コンソメ3片、塩小さじ1/2、コショウ適量。

① まず、塩コショウした鶏もも肉700gをぶつ切り(唐揚げくらい)にして、無水鍋(フライパンでもOK)にオリーブオイルともも肉を入れ、焼きます。そして鶏肉の表面をこんがりするまで焼いたら、いったん取り出します



② 続いて、鍋に残った鶏の油(チー油)とオリーブオイルでキャベツ300gを焦げ目がつくまで焼きます



③ 鶏もも肉を戻して、バター20g、ソフト削り節大さじ1、コンソメ3片、塩小さじ1/2、水500ccを入れ、沸騰するまで加熱



④ 蓋をして弱火で20分煮込んだら完成です!





 

 


【PROFILE】
クスノキコータ(楠 項太)
神奈川県生まれ。プロのシーカヤックガイド・インストラクターとしてこれまでに3,000人以上を海へと誘う。「お客さまの笑顔が自分の喜び」。2019年春、神奈川県・三浦海岸に「Flat Flato(フラットフラット)」を構える。日本セーフティーパドリング協会(JSPA)シーガイド

 

※本記事は『カヌーワールド』VOL.28の人気連載「みらい&コータの海の上の歩き方」から抜粋したものです。バックナンバーおよび最新刊VO30もぜひご覧ください

 



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