神奈川県・江の島ヨットハーバーで開催中の「江の島オリンピックウィーク」が2日目を迎えた。昨日から始まった470級に引き続き、そのほか7クラス(49erFX級、ILCA7級、ILCA6級、29er級、スナイプ級、OP級、420級)のレースも始まり、江の島沖は総勢8クラスのヨットで染まった。
2日目は、49erFX級、ILCA7級、ILCA6級、29er級、420級が4レース、470級、スナイプ級、OP級が3レースをそれぞれ実施。小学生からシニアまで、また海外選手も参戦し、世代や人種を超えた幅広いセーラーが集い、しのぎを削った。
470級:昨日3レースを終え、1位に立った磯崎哲也/中川大河(JPN22レーシング/シエスタ)が、1-1-1と圧巻の走りを見せ、リードをさらに伸ばす展開となった。
49erFX級:3艇がエントリー。市橋愛生(まなせ)/後藤凛子(早稲田大学/青山学院大学)が2-1-2-1、田中美紗樹/永松瀬羅(豊田自動織機)が1-2-1-2と、交互にトップを取る展開となり、どちらも勝ちを譲らない熾烈な戦いを見せた。
ILCA7級:大塚邦弘(逗葉フリート)が4-2-1-1で首位。続く神谷空弥(豊田自動織機)も1-4-2-2と1ポイント差ですぐ後ろにつけている。
ILCA6級:藤野 駿(新湊セーリングチーム)が1-4-1-1と4レース中3レースでトップを取る快走を見せ、暫定1位。
スナイプ級:井嶋清芳/熊倉 優(湘南サニーサイドマリーナヨットクラブ)が1-10-1と2回トップホーンを鳴らした。吉田 愛/三浦帆香(ピアソンマリンジャパン/神奈川大学)が3位、岡田奎樹/井田勇馬(Wst/31686)が7位と、他クラスからのエントリー選手も上位を走る。
29er級:金田清吾/高橋耕馬(ちょっとヨットビーチクラブ)がNSC-1-1-1と第1レースを除きすべてトップを走った。第1レースがカットとなり、暫定1位。
OP級:2日目、61艇がレースを行ったが、昨年の世界選手権で3位の好成績を残した加原賢人(江の島ヨットクラブジュニア)が実施された3レース全てでトップフィニッシュ。
420級:大桃悠汰/小川琉惺(慶應義塾高校)が1-3-4-2と4レースをきれいにまとめ、首位に立った。
Lypo-C 江の島オリンピックウィーク2025
●大会サイト:https://www.jeow.org/
●リザルト:https://www.jeow.org/%E8%A4%87%E8%A3%BD-entry-lists
●実施種目:470級、49er級(エントリーなし)、49er FX級、ILCA7級、ILCA6級、29er級、スナイプ級、OP級、420級
以下、本日の写真をお届けします。
(レポート・写真=有賀航平/Kazi編集部)