江の島ヨットクラブ60周年記念式典 横浜・ホテルニューグランドにて130人の大祝宴!

2024.11.07

江の島ヨットハーバーが建設されたのが1963年。翌1964年に、東京オリンピックのヨット競技(当時)のホストとして同ハーバー内に創立された、日本を代表するヨットクラブのひとつ、江の島ヨットクラブ(以下、EYC)が60周年を迎えた。1964年の東京オリンピックに続き、その57年後の2021年開催の東京2020(東京オリンピック)と、実に2回のオリンピックを経験した世界的にも実に珍しいヨットクラブである。

この60周年を記念する「江の島ヨットクラブ創立60周年記念パーティー」が、10月27日(日)、横浜・山下公園に面した伝統的な建造物「ホテルニューグランド」で開催された。マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースなど、多くの著名人が訪れたニューグランドは、EYC創設当時の立ち上げ会員(現特別会員)でもあることから、記念すべき60周年を思い出の地で開催することとなった。多くのメンバーが当時のことを偲び、ニューグランドの「レインボーボールルーム」で当時の横浜に思いを馳せた。

式典は16:30にクラブ旗掲揚とフォグホーン1声、16:55にグリーン旗掲揚、16:56にP旗掲揚、そして16:59にP旗降下とレースと同じシークエンスで進められ、17:00の開演を潮っ気の強い演出で執り行った。会場には、クラブルームに飾られる会員名ボードや、ルヴァンカップ(純銀製)、ノルウェーカップといったトロフィー、EYCエンブレムを施したブレザーやネクタイ、カフスボタンなどのアクセサリー、さらには過去の貴重な写真などを展示。各外洋団体や縁のあるヨットクラブ代表、メダリスト、セーラーなど約130人が集まり、EYCの60周年を祝った。これらの様子は、2025年1月発行予定の記念誌にも掲載予定だ。

多くのセーラーたちに祝福された「江の島ヨットクラブ創立60周年記念パーティー」の様子を、海洋写真家の矢部洋一さんの作品で振り返ろう。

 

メインカット | photo by Yoichi Yabe | ニューグランドのレインボーボールルームに集合した江の島ヨットクラブ創立60周年記念パーティー参加メンバー

 

 

 

江の島ヨットクラブ公式HP

 

(文=中村剛司/Kazi編集部 写真=矢部洋一)

※関連記事は月刊『Kazi』2025年1月号に掲載予定。バックナンバーおよび電子版をぜひ

 


トピックス

トピックス の記事をもっと読む