#13
妻の衝撃のひと言でヤマハSR-Xの購入を決定! 村上一彦さん
●BOAT:〈SASUKEⅡ〉(ヤマハSR-X)
●FIELD:陸奥湾
●TARGET:マダイ、サワラ、クロダイほか
長年妻子とともに陸っぱりでルアーゲームを楽しんでいましたが、愛犬との散歩コースにある係留施設の遊漁船船長やオーナーさんたちと言葉を交わすようになり、いつしかボートに興味がわき、8年ほど前から『ボート倶楽部』を購読。
フネ購入という夢実現のヒントを探し始めました。
しかし、「本体50万円、エンジン150万円、艤装50万円……」などの中古船情報を見て妻が言います。
「フネには助手席がないの? あってもなんか補助椅子みたい」
「このフネ、トイレは付いてるの?え、ないの? どうするの?」
「古いフネって大丈夫なの? そもそもフネって何十年もつの?」
うーん……もはやフネ購入なんて遠い夢……と、トホホ気分でいたところ、ホームページでSR‐Xを見た妻から衝撃のひと言。
「新品で200万円台、助手席もちゃんとあるしトイレも付いてるし、これいいね」
チャンス到来!! ここぞとばかり口説き落としにかかり、艤装はできるかぎり自分で後付け想定、初期費用を抑え るよう検討を重ね、ヤマハSR-Xを新艇で購入しました。
エンジンはヤマハの4ストローク船外機F90C。ウインドシールドは外し、アクリル板で三面式にしてキャノピーパイプに固定しています
ミンコタ・アイパイロットはオフセット取り付け。バウアンカーハッチ内にM24バッテリー2個をベルト式ホルダーで固定、充電回路なし。バッテリーを外して自宅で充電(ソーラーパネルにしたい……)
さて、ボートを手に入れ、勇んで釣りに出かけるも、--魚探も真っ赤なのに--マダイが釣れません。
陸っぱりの釣りと違い、ボートフィッシングでは、ポイントやタナ、潮回りなどの知識がないと、釣りにならないことを思い知りました。そんな私に陸奥湾の遊漁船の船長さんたちは、「ここらでこうやって釣ってみな!」と(客でもないのに)惜しげもなくアドバイスしてくれますし、操船方法や航行マナーについても教えてくれ、本当にありがたいです。
遊漁船や漁船は仕事、こちらは遊び、邪魔になってはいけませんので、近づかないよう注意深くワッチします。
(左)マダイ好きのサスケ船長(それ以外の魚はほとんど食べない!)と私。今の悩みは老後の生活資金(当初は売るほど魚が釣れる予定だったのです(笑))
(右)釣りのウンチクはまるでないが、大物をいきなり釣る妻とその獲物のマダイ(60センチオーバー)
サスケ船長はいつでも出港前から楽しみな様子で、ライフジャケットも嫌がりません。洋上ではゆりかご状態でお昼寝しています。
そうやってフネを出せれば、──たとえ釣果がなくても──洋上で過ごすひとときは本当に素晴らしく、ストレス解消! キャプテンサスケは、今日も元気にヨウソロ~!
(まとめ=BoatCLUB編集部)
※本記事は、『BoatCLUB』2022年1月号に掲載された記事を一部抜粋したものです。最新刊およびバックナンバーもぜひご覧ください。
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