
主に瀬戸内海国立公園内の塩飽諸島を中心に釣りを楽しんでいる平松と申します。ここ塩飽諸島に流れる潮は、場所によって大小の渦が巻きます。マダイ、ヒラメ、ブリ、アコウ(キジハタ)、カサゴ、アジなど、釣って楽しく食べておいしい魚が釣れます。
(トップ画像説明)
私の愛艇〈天龍丸〉(ヤマハYFR-27)。最近は近場で、短時間で釣果を出せるようになってきた気がします
海からの景色を見て撮影することも楽しみの一つです。2025年の元日には瀬戸大橋のライトアップを撮影してきました。真っ黒な海上で大型船航路上を通るので神経を使うところですが、AIS(船舶自動識別装置)データをGPS画面にリンクさせているので大型船の動きが一目瞭然です。
さらに、レーダーとサイオニクスブラックにより、昼間と同じように海上の状態がわかるので、安全に航行することができます。

2025年の元日、瀬戸大橋のライトアップ(中)と、瀬戸大橋の三つ子島沖から見た日の出(右)を見物&撮影しに行きました。サイオニクスブラックは小型で持ち運びが楽なのもいいです。取り付けは、YFR-27 のキャビン内のレーダ−画面の上に取り付け枠を設置して、ねじで簡単に着脱できるようにしています
昨年から今年の釣りパターンは、夜明け前に出港し、釣りポイントに到着すると最初に日の出の撮影をします。そのあとで釣り開始です。釣りに行くメンバーは、仕事仲間やいとこ、義理の兄やおいっ子など。それぞれみなさん大物を釣り上げていて、すごく楽しんでくれています。

出港は夜明けの1時間〜30分前。なのでこのように真っ暗な中、出港準備を行います

日の出は毎回微妙に表情が異なるのでいつも楽しみにしています

釣り仲間の一人、仕事関係の知人の息子、赤木潤平くん。仕事の休みがなかなか合わず、久しぶりに一緒に釣りをししたときの一葉。タイラバで写真のキジハタ(48 センチ)とマダイ(35 センチ)を釣っていました
一緒に釣行する仲間が、主にマダイ、ヒラメ、アコウ、カワハギ、アジなどを釣りたがることが多いので、近場で釣れるように一人で釣りに行くときには、これらの魚種についての調査をしています。
潮の満ち引きや流速、水温、天気、太陽光の強弱、タイラバの色の組み合わせ、巻き方、巻き上げる高さ(海底からの巻き上げ高さ、回数)、タイミングなどを調べます。
釣り方の基本パターンはありますが、毎回同じではありませんので、そこも踏まえて、いかなるときも安定した釣果が得られる(ねらった魚が釣れる)ようにしています。こんな調査を繰り返していると、超近場&短時間で釣果を得られるので、早い時間に帰港できるようになり、体も疲れがたまらず楽になりました
(まとめ=BoatCLUB編集部)
※本記事は、読者の皆さまから寄せられたボート遊びに関するレポートを掲載している、月刊『ボート倶楽部』の読者投稿記事「進め! BCフィールドレポーターズ」の過去に掲載された記事の中から抜粋して再掲しています。
