カヤックフィッシングのビギナーにとって最初は戸惑うことはいろいろあるけれど、なかでも「魚探(魚群探知機)を上手に使いこなせない」という悩みをよく聞く気がします。
でも、魚探が初めての人でも簡単・手軽に操作が可能なホンデックスPS-620C IIであれば、そんな悩みも解決です。
2022年8月に発売されたばかりの二代目モデルを、あらためてここで検証してみましょう。
(文=松永匡充/Kayak55.com 写真=舵社/宮崎克彦)
カヤックフィッシングでは必須となっている魚探。その中でも、ホンデックスのPSシリーズは、そのコンパクトさと乾電池で稼働できる手軽さにより、国内のカヤックアングラーから高い支持を得ています。
操作は、画面表示や音波の強さなどの細かい設定がありますが、“箱出し“状態では水深表示と音波の強さは自動調整(オート)になっています。最初はそのままで十分でしょう。
■ホンデックスPS-610CIIの魚探画面例
魚探画面 ① 「おさかなマーク」なし
今回の実釣取材では、水深十数メートルの深場から、徐々に浅くなっていく駆け上がり付近の藻場と思われるところに、わずかな小魚の群れを発見。軽めのジグを落としたところ、一発でタチウオがヒット!
魚探画面 ② 「おさかなマーク」あり
魚と思われる個所におさかなマークと海底・海面からの高さ・深さを表示させることができるおさかな深度表示機能、魚影をアラーム音で知らせるフィッシュアラーム機能もあります。
ホンデックスPS-610CIIは、ボンディング液晶を採用することで太陽光下でも見やすく、偏光サングラス着用時でも色味が損なわれにくいのが特徴です。
ボンディング技術は、液晶モジュールとカバーガラスを特殊樹脂によって貼り合せることで、光の屈折率を最小限に抑え、視認性に優れる表示画像を維持します。また、画面の映り込みを和らげることが可能となっています。
今回の実釣取材はスケジュールが限られ、当日の一発勝負。自分にとって初めてのフィールドだったうえ、事前情報では釣果もなかなか厳しい状況でした。
当初めてのフィールドで魚探なしでは目隠し同様。釣果はちょっと小さかったけれど、ホンデックスPS-610C IIがあったからこそ、この厳しい状況下での貴重な1尾となりました!
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SPECIFICATION
●本体寸法・重量:W173×D191×H173mm・約0.7kg
[表示部]
●タイプ:5型ワイド液晶
●表示ドット数:272×480
●電源電圧:DC11~14V
[魚探]
●周波数:200kHz
●出力:100W
●水深表示範囲:最大0~150m、最小0~3m
[セット内容]
本体、振動子、トランサム金具、単三乾電池×8本