ボートやヨットで遊んでいるとき、ちょっとだけハンドツールを使いたい場面ってありますよね。プライヤーで金属パーツを挟む、ナイフでロープを切る、ハサミで食料品の袋を開けるなどなど。一応、船内にはそれぞれの専用ツールは用意してあるけれど、いちいち取りに行くのもめんどくさい——。そんなとき、マルチツールが一つあれば、けっこうな割合で事が足りたりするものです。
ということで、今回は、レザーマン(LEATHERMAN)の新作二つをご紹介します。
(舵社 メディア事業部/星野 淳 写真=レザーマンツールジャパン)
レザーマンは、創業者のティム・レザーマンが新婚旅行の際、故障ばかりするフィアット600を直すのに苦労し、マルチツールの必要性を実感して立ち上げたというブランド。そのときティム・レザーマンが持っていたボーイスカウトナイフにはプライヤーが付いておらず、トラブルに対処できなかったといいます。で、そうした教訓から現在も同ブランドの主軸モデルにはかならずプライヤーが装備されているというわけです。
現在では「プライヤー付きのマルチツールといえばレザーマン」というほど周知され、このプライヤーの便利さを目当てにレザーマンを購入するという人も少なくありません。
そんなレザーマンの中から、今回は新作の最上位機種を含む2点をご紹介します。これを機に、ぜひマイアイテムの一つに加えてみてはいかがでしょう!
2023年で創立40周年を迎えたレザーマンがリリースした新たなフラッグシップがこのARC。「ラージ/スモールビットドライバー」を装備し、付属の取替式ビットと併用することで多種のドライバーとして活用できます。
また、2019年に開発された「FREEシステム」により、すべての内蔵ツールが片手で開閉可能。ブレードには高級鋼材「マグナカット」をマルチツールとしては初めて採用し、優れたエッジ保持力、硬度、耐腐食性、靱性(じんせい/※ねばり強さ)を実現しています。今後、長きにわたってレザーマンの最上位機種としてラインナップされる逸品です。
・機能数:20
MagnaCut 直刃ナイフ(DLCコーティング)、ニードルノーズプライヤー、レギュラープライヤー、154CM取替式ワイヤーカッター、154CM取替式ハードワイヤーカッター、エレクトリカルクリンパー、ノコギリ、ハサミ、木工/金属用ヤスリ、ダイヤモンドコーティングヤスリ、ノコヤスリ、ラージビットドライバー、スモールビットドライバー、マイナスドライバー(M)、てこ、キリ(米国仕様)、栓抜き、缶切り、ハンマー(軽量ペグ用)、ワイヤーストリッパー
・付属ビット:プラス、マイナス、トルクス、六角など11本
・サイズ:全長10.8cm
・ナイフ刃渡り:7cm
CURLは、プライヤー付きマルチツールでは世界一の累計販売数を誇るWAVE(ウェーブ)のライトモデルの位置づけで開発。WAVEのハイスペックモデル、WAVE+から継承する15機能の中には、ワンハンドオープン可能で切味が優れる直刃、拡張性を高めるラージビットドライバー、日常用途に便利な小型ハサミを装備しています。
WAVE+を29g軽量化して携行に優れるクラッシクなデザインのCURLは、レザーマンの新たなスタンダードモデルです。
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・機能数:15
ニードルノーズプライヤー、レギュラープライヤー、ワイヤーカッター、ハードワイヤーカッター、420HC 直刃ナイフ、ハサミ、木工/金属用ヤスリ、ダイヤモンドコーティングヤスリ、キリ(米国仕様)、ラージビットドライバー、マイナスドライバーM、缶切り、栓抜き、ワイヤーストリッパー、定規(19cm)、
・付属ビット: 1本
・サイズ:全長10cm
・ナイフ刃渡り:7.3cm
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