華やかなシングルモルトウイスキー「グレングラント」のプレミアムライン「グラスハウスコレクション」に、この度、最終章となる「グレングラント30年」が登場。2025年9月1日から発売されている。
グレングラントを世界的なブランドに成長させた創業者の息子、ジェームズ・グラント。冒険家としても有名な彼は、世界中を旅して、各地の珍しく美しいものを探し歩いたという。世界各地の花や植物に心を惹かれた彼は、それらを持ち帰り、蒸留所のまわりに壮麗な庭園を作りあげた。その庭園敷地内の一画には、ガラス張りの温室「グラスハウス」にて、丁寧に育て保護を行っていた。
そんな物語から着想を得て誕生したのが「グラスハウスコレクション」だ。第1弾として、2023年6月に「グレングラント 21年」を、2024年11月には第2弾として「グレングラント 25年」をリリース。そしてこのコレクションの最終章となる第3弾として「グレングラント 30年」が発表された。グレングラントの新たなプレミアムラインがここで完結となった。ジェームズ・グラントが作り上げた精神は、この3種のシングルモルトウイスキーに体現された。それぞれのウイスキーが持つ、際立つ個性をぜひ体験いただきたい。
グレングラントの仕込み水は「ブラックバーン」と呼ばれる、山々から湧き出す5つの天然水を水源とする。ブラックバーンは、スコットランド高地の山腹から流れ出て、蒸留所内の庭園「ガーデン・オブ・スプレンダーズ」へと流れ落ちてくる
グレングラントの細長いポットスチルとピューリファイア(水冷式精溜器)は、2代目のジェームズ・グラントが設計。この装置によって最も精錬されたアロマティックな蒸気のみ取り込み、果実感あふれるウイスキーが誕生する
グレングラント 21年
完熟したトロピカルフルーツのアロマが広がり、さらに上質なバターが口溶けていくような余韻が続く。ボトリングの際に冷却ろ過を行わないノンチルフィルタード製法を用いることで、香味成分を取り除かず、原酒のように深い味わいの仕上がりとなっている
■アルコール度数:46度
■容量:700ml
■希望小売価格:40,000円(税別)
グレングラント 25年
柑橘類のフレッシュさ、ダークチョコレートのようなコク、そしてベルベットの滑らかな舌触り・・・。四半世紀以上の長期熟成を経て、グレングラント特有の華やかでフルーティーな味わいにダークチョコレートのような深いコクが、完璧な形で調和。グレングラント至上最高傑作とも言える1本が誕生した
■アルコール度数:46度
■容量:700ml
■希望小売価格:100,000円(税別)
グレングラント 30年
30年の歳月がもたらす、至高の味わい。豊かな甘みと果実の余韻が、永遠に続くかのような特別な1本。グラスハウスコレクションの最終章。甘くクリーミーな舌触りと豊かな果実の長い余韻が味覚を魅了する
■アルコール度数:48度
■容量:700ml
■希望小売価格:450,000円(税別)
(文=金川佳之/舵社 写真/グレングラント)