ボート乗りやカヤッカーを問わず、多くの船釣りアングラーを悩ませているのが“魚探の見方”。そう、モニターに映っている魚影がなんなのか、というのは、ある意味、アングラーにとって永遠のテーマなのであります。
で、それならば、魚影を見て「あの魚かな~」と思ったら、片っ端から釣ってしまって確認すればいいのでは? という趣旨で刊行されたのが、この『魚探反応丸わかり図鑑』。初版はけっこう前だったのですが、当時も今も、この手の書籍は皆無。かなり人気を博してずっと重版が続いていまして、このたび、ついに電子版も発売されたんです。
(文=BoatCLUB編集部/星野 淳)
電子版が発売されたということで、ここであらためてその内容をご紹介しますね。
この書籍、もともとは前述の趣旨でスタートした月刊『ボート倶楽部』の連載の、秀逸な魚探反応だけをピックアップ。さらに新たに撮り下ろした反応も多数加え、連載筆者だった竹内真治氏がその反応の特徴をシンプルに解説したものです。
もちろん、魚種別に整理された魚群反応は、すべて釣り上げて検証済み! 掲載画面はジャスト100画面という大盤振る舞いとなっております。
上記の画面は、魚礁に集まるキビナゴの群れと、それをねらうイナダや大アジの反応です。えっ、本当かって? はい、ちゃんと釣って検証していますから、本当です。
こちらは食べて美味しい、アングラーに人気のキンメダイの反応。水深400メートル前後のこの反応、実際に私の隣で仕掛けを落としたアングラーが、ちゃんとキンメダイを釣っていますから、確実です(私は釣れなかったけど)。
誌面は見開き単位に、「1つの大きな魚探反応画面」「解説文」「同画面のポイント」という構成で、非常に実践的な体裁。まさに魚群反応だけに特化したアングラー必携の書となっています。
今回発売された電子書籍のメリットは、
●欲しいときにすぐ買える
●空いた時間に気軽に読める
●かさばらないのでどこにでも持っていける
●場所をとらない
●紙の書籍より価格がお得
などなど、いいことだらけ。
ぜひ、この機会にお買い求めください!
※お求めは、Amazon(kindle)、ibooks Store(apple)、hontoなどの電子ブックストアで購入できます。
魚探反応丸わかり図鑑 電子版
■希望小売価格:1,440円(税抜)
2021年11月1日発売
竹内真治 著
【筆者プロフィール】
竹内真治(たけうち・しんじ)
ボート釣り好きが高じて東京から神奈川県・湯河原町に移住、現在は遊漁船業を営む。4年前にはJR真鶴駅前で居酒屋「雑魚番屋」を開業した。プレジャーボート時代には、共同所有していたトノクラフト・ランファン185で、50日間かけて日本半周(約4,000キロ)のボート旅も敢行。月刊『ボート倶楽部』の人気連載だった「実践! 魚探道場」の筆者としても知られる。
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