東京湾の第一海堡と第二海堡の間のエリアで、マダコをねらっていたときに出合った魚探の反応を紹介します。(『BoatCLUB』編集部)
●日時:2025年7月
●場所:東京湾・第一海堡周辺
●使用魚探:フルノFCV-800
●状況:7月の東京湾で、第一海堡と第二海堡の間の海域で、マダコが釣れ盛っているという情報を入手。やや風の強い日だったが、マダコねらいの釣行に出て、短時間で合計3キロの釣果を得た。
マダコのポイント探し①
マダコは海底を這っているので魚探でマダコそのものを捉えるのは困難。ポイント探しは水深と海底地形、海底底質から推測し、絞り込んでいく必要がある
マダコのポイント探し①
当日、2ハイのマダコを釣り上げたポイント付近で撮影した魚探画面。水深7.54メートルで海底底質は岩と砂が混在している。宙層に映っているのはコノシロの魚群反応
偽の海底起伏
海底は一見フラット(平ら)に見えるが、よく見ると周期的なでこぼこが映し出されている。これは実際の海底がでこぼこしているのではなく、ボートが揺れることで測深結果が変動し、このように表現されたもの
(文・魚探画面=小野信昭)
小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している
本記事は、月刊『BoatCLUB』2025年10月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。